OCLC、メタデータ間のクロスウォークを実現するAPIのプロトタイプを公開

OCLCが、メタデータ間のクロスウォークを実現するAPI“Crosswalk Web Service API”を、プロトタイプ版であるという制約付きで公開しています。このAPIでは、(1) 標準(MARC、Dublin Core、MODSなど)、(2) フォーマット(XML、RDF、ISO 2709など)、(3) 文字符号化方式(MARC8、UTF-8、Windows 1251など)の3つの組み合わせでメタデータを定義しており、インプットで渡すメタデータを、指定したメタデータでアウトプットするようになっています。なお、プロトタイプ版の利用は、1ユーザあたり、1日500件の処理に制限されています。

OCLC Crosswalk Web Service – API
http://xwalkdemo.oclc.org/api.html

About Crosswalk
http://www.oclc.org/research/researchworks/xwalk/

OCLC Research Launches Crosswalk Web Service Demo
http://www.oclc.org/research/announcements/2008-07-28.htm

August 01, 2008付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2008/08/oclc-crosswalk-web-service-demo.html

参考:
CA1552 – 動向レビュー:MARCとメタデータのクロスウォーク / 佐藤康之
http://current.ndl.go.jp/ca1552