新しいメタデータスキーマ“textMD”

テキストベースのデジタルオブジェクトを対象とする技術メタデータの新しいスキーマとして“textMD”が登場しました。“textMD”は主に、METSの管理メタデータの拡張スキーマとして役立てることができます。一方で単独でも存在可能で、将来的にはPREMISが策定する保存メタデータスキーマの要素として利用できるものとされています。“textMD”はもともとニューヨーク大学の電子図書館チームにより開発され、現在のバージョン2.2までは同大学で管理されてきましたが、2007年の10月より、米国議会図書館(LC)がその役を引き継いだということです。

New metadata schema – textMD
– Cataloging Futures 2008/4/18付け記事
http://www.catalogingfutures.com/catalogingfutures/2008/04/new-metadata-sc.html

textMD
http://www.loc.gov/standards/textMD/

参考:
CA1561(No.284)動向レビュー デジタル資料保存リポジトリの動向
http://current.ndl.go.jp/ca1561
CA1552(No.283)動向レビュー MARCとメタデータのクロスウォーク
http://current.ndl.go.jp/ca1552
E258(No.47)デジタル資料保存リポジトリの現状と戦略−PREMIS報告書
http://current.ndl.go.jp/e258