2021年12月6日、東京大学史料編纂所が、「正保琉球国絵図デジタルアーカイブ」と「倭寇図巻デジタルアーカイブ」の公開を発表しました。
資料の画像をウェブ上で公開するとともに、書き込まれた情報を分析するために構築されたデジタルアーカイブと述べられています。
「正保琉球国絵図デジタルアーカイブ」は、「正保琉球国絵図写」「正保琉球国悪鬼納島絵図写」「正保琉球国八山島絵図写」3舗を、国立歴史民俗博物館の協力のもとデジタル化し、書き込まれた文字等の情報全895件を追加して検索できるようにしたとあります。また、IIIFに対応しており、他機関が所蔵する国絵図との並列表示や現代地図と重ね合わせた表示等も行えます。
「倭寇図巻デジタルアーカイブ」では、デジタル化した「倭寇図巻」の一覧表示、赤外線写真との比較表示、登場する人物のデータベース、関連資料「蒋洲咨文」のテキストビューア、関連資料である『籌海図編』から船と武器の図を抽出した絵引等が提供されています。
東京大学史料編纂所
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/
※“News & Topics ”に、2021年12月6日付で「デジタルギャラリーより、正保琉球国絵図デジタルアーカイブ、倭寇図巻デジタルアーカイブを公開いたしました。」と掲載されています。
@UTokyo_HI(Twitter, 2021/12/6)
https://twitter.com/UTokyo_HI/status/1467678185966174209
正保琉球国絵図デジタルアーカイブ
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/collection/degitalgallary/ryukyu/
このサイトについて(正保琉球国絵図デジタルアーカイブ)
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/collection/degitalgallary/ryukyu/page/about
倭寇図巻デジタルアーカイブ
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/collection/degitalgallary/wakozukan/
参考:
【イベント】公開研究集会「新たな画像公開方法とデジタル連携」(12/3・オンライン)
Posted 2021年10月15日
https://current.ndl.go.jp/node/45000