米・エモリー大学の研究チーム、ジョージア州の大西洋岸約100マイルの生態系・歴史等を参照可能なオンラインリソース“Georgia Coast Atlas”を公開

2020年7月9日、米国のエモリー大学は、ジョージア州大西洋岸の100マイルに及ぶ海岸と防波島における活発な生態系・歴史等を参照可能なオンラインリソースとして、“Georgia Coast Atlas”が利用可能であることを発表しました。

“Georgia Coast Atlas”は同大学の環境科学部とデジタルスカラシップセンターの共同プロジェクトによって構築されました。同大学の学生・教員が作成した同地域のドローンによる空撮映像や、収集された歴史的エピソード、注釈付きの地図などで構成され、現在も継続して収録コンテンツの拡大が進められています。

同大学は、研究・フィールドワーク・情報技術を融合し、自然科学と人文科学の協働による、研究者・一般市民向けの前例のないリソースを構築した、としています。

Emory News by Year 2020(EMORY news center)
https://news.emory.edu/campus/more_news.html#2020
※July 9欄に“Emory scholars design public digital resource to explore Georgia’s coast”とあります。

Georgia Coast Atlas: A Portal to Hidden Stories – Emory scholars invite the world to travel through time and unique environments, via a public digital resource(Emory University)

Georgia Coast Atlas
http://georgiacoastatlas.org/

参考:
米・イエローストーン国立公園の動物の声や自然の音を集めたアーカイブ“Yellowstone Collection”が公開される
Posted 2016年2月1日
https://current.ndl.go.jp/node/30597

オーストラリアの生物多様性を伝えるデータベース“Atlas of Living Australia”、レコード件数が4,000万件を突破
Posted 2013年9月13日
https://current.ndl.go.jp/node/24374

米・エモリー大学、サミュエル・ベケットの手紙データベースを公開
Posted 2018年11月8日
https://current.ndl.go.jp/node/37001