熊本県、令和2年7月豪雨に伴う文化財レスキュー事業を開始

2020年7月14日、熊本県が、令和2年7月豪雨に伴う文化財レスキュー事業を開始したと発表しています。

県文化課が装飾古墳館・鞠智城温故創生館と合同で事業主体となり、熊本県立美術館、熊本県立図書館職員、熊本県博物館ネットワークセンター、熊本被災史料レスキューネットワーク(熊本史料ネット)等の協力を得て実施するとしています。

実施期間は7月13日から3週間程度が予定されており、対象地域は人吉・球磨地域、八代・芦北地域としています。

令和2年7月豪雨に伴う文化財レスキュー事業を開始しました(熊本県,2020/7/14)
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_34440.html

参考:
特定非営利活動法人映画保存協会、令和2年7月豪雨により水損被害を受けた視聴覚資料の洗浄に関する相談を受け付け
Posted 2020年7月14日
https://current.ndl.go.jp/node/41495

天草市(熊本県)、ウェブサイトに「歴史資料保全のお願い」を掲載し、古い記録・美術工芸品等を捨てないよう呼びかけ
Posted 2020年7月13日
https://current.ndl.go.jp/node/41491

歴史資料ネットワーク(史料ネット)、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表
Posted 2020年7月8日
https://current.ndl.go.jp/node/41451