英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)が、14歳〜35歳の人々を対象とした公共図書館に対する認識・態度の調査結果をレポートにまとめたことは既報のとおりですが、この度そのレポート“A Research Study of 14-35 year olds for the Future Development of Public Libraries”が6月19日付で発表されました。このレポートでは、14歳〜35歳の人々の認識と図書館との関係について、たとえば以下のような傾向が見られると報告しています。
・14-35歳の人は他の年齢層の人と比べて図書館の利用度が低いだけでなく、図書館を利用しない人の中には「図書館は自分のためのものではない」という認識を持っている人も多い
・図書館サービスの改善によって、これらの人々にも利用されるようになっている図書館が見られる
・しかし、改善を怠っている図書館は、当然ながらこれらの人々には見向きもされていない
A Research Study of 14-35 year olds for the Future Development of Public Libraries
http://www.mla.gov.uk/resources/assets//R/Research_study_of
_14_35_year_olds_for_the_future_development_of_public_libraries_9841.pdf
What young people think of public libraries: new study findings released today. MLA.
http://www.mla.gov.uk/webdav/harmonise?Page/@id=82&
Section[@stateId_eq_left_hand_root]/@id=4289&Document/@id=25193
Yet another public library perceptions report
http://orweblog.oclc.org/archives/001045.html