神奈川県が、「神奈川県文化財保存活用大綱(素案)」に関する意見の募集を開始しました。募集期間は2019年7月10日から8月8日までです。
2018年6月に文化財保護法が改正され、都道府県は、文化財の保存及び活用に関する総合的な施策の大綱を策定できるとされたことから、その素案を策定したものです。
「4 県内の文化財の保存・活用に関する方針」において、「県立公文書館や県立図書館では、歴史的に重要な公文書その他の資料を収集・保存している。これらの資料については、未指定のものであっても、将来的に文化財としての価値が見出されることも考えられる」とされているほか、「別添資料6 本県における文化財の保存・活用に関わる部局等」に、神奈川県立図書館があげられています。
(意見募集中の案件)「神奈川県文化財保存活用大綱(素案)」に関する意見の募集について(神奈川県,2019/7/10)
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ar3/pub/c4272865.html
神奈川県文化財保存活用大綱(素案)(PDF:1,068KB)
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ar3/pub/documents/bunkazaitaikou.pdf
神奈川県文化財保存活用大綱(素案)概要版(PDF:453KB)
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ar3/pub/documents/bunkazaitaikougaiyou.pdf
参考:
文化庁、「文化財保護法に基づく文化財保存活用大綱・文化財保存活用地域計画・保存活用計画の策定等に関する指針」の決定を発表
Posted 2019年3月4日
http://current.ndl.go.jp/node/37705
文化財の計画的な保存・活用促進や地方文化財保護行政の推進力強化を目的とした文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が成立
Posted 2018年6月4日
http://current.ndl.go.jp/node/36100