教育再生実行会議が、2019年5月17日付けで「技術の進展に応じた教育の革新、新時代に対応した高等学校改革について(第十一次提言)」を公開しています。
「技術の進展に応じた教育の革新について」、「新しい時代に対応した高等学校改革について」という2つのテーマを設定し、検討を行った結果を取りまとめたものであり、同日に首相官邸で行われた第45回教育再生実行会議において提出されました。
提言は「1.技術の進展に応じた教育の革新」「2.新時代に対応した高等学校改革」の2章構成で、それぞれ9項目、8項目からなり、幅広い提言が行われています。
例えば、「1.技術の進展に応じた教育の革新」のうち、「(3)新たな学びとそれに対応した教材の充実」には、デジタル教科書の活用方法・留意点に関するガイドラインの策定や、デジタル教科書の効果や影響等の把握・検証が含まれています。
また、同じく「1.技術の進展に応じた教育の革新」の「(8)生涯を通じた学びの機会の整備の推進」には、先端技術を活用した点字・視聴覚資料、外国語資料、電子書籍等の図書館における活用事例についての調査・周知や、図書館・公民館・博物館などの社会教育施設等における先端技術の活用により学びを深めている事例等の収集・周知が含まれています。
技術の進展に応じた教育の革新、新時代に対応した高等学校改革について(第十一次提言)(令和元年5月17日)(教育再生実行会議)[PDF:34ページ]
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/pdf/dai11_teigen_1.pdf
教育再生実行会議
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/index.html
教育再生実行会議(首相官邸, 2019/5/17)
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201905/17kyouikusaisei.html
参考:
文部科学省、事務連絡「学習者用デジタル教科書実践事例集の策定について」を発出
Posted 2019年4月1日
http://current.ndl.go.jp/node/37911