【イベント】日本アーカイブズ学会2018年度大会(4/21-22・東京)

2018年4月21日と22日に、東京都文京区の東洋大学白山キャンパスにおいて、日本アーカイブズ学会2018年度大会が開催されます

4月21日は会員のみ参加可能な総会の後、宇賀克也氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)による講演会「意思形成過程の公文書の作成・保存と情報公開」が行われます。

4月22日は以下のような自由論題研究発表、ポスター研究発表、シンポジウムが開催されます。

〇自由論題研究発表会
【第1会場】
蓮沼素子氏
「まんがアーカイブズ利用に向けたFinding Aidsに関する一考察」

青木祐一氏・名村優子氏
「民間団体アーカイブズの整理・編成・記述のこころみ:日本力行会を事例として」

清水ふさ子氏
「公文書から社史に描かれた企業活動を読み解くー国立公文書館収蔵の企業関連資料の調査分析を事例としてー」

水島和哉氏
「第二次世界大戦敗戦直後における日本の民間所在資料の状況ー「近世庶民史料所在調査」調査書の分析を中心にー」

【第2会場】
筒井弥生氏
「大学アーカイブズと大学美術館アーカイブズの関係を人的ネットワークから読み解くーハーバード大学調査報告ー」

齋藤歩氏
「アーカイブズ学に基づく建築レコード整理の実践──米国型技法を用いた京都大学での試み」

菅真城氏
「大学アーキビストが行う研究について考える」

柴田知彰氏
「市民視座による文書館の利用概念のパラダイムシフトー文書館制度の理念型に関する一試論ー」

〇ポスター研究発表
岡﨑彩香氏
「レファレンスサービス向上に関する一考察ーArchival Reference Knowledgeモデルの紹介ー」

川田恭子氏
「アーカイブズの資料保存における専門職連携ーー村井吉兵衛資料を事例として」

高田智和氏、関川雅彦氏
「言語資料に含まれる個人情報の取り扱いに関する研究ー国立国語研究所研究資料室の事例を中心にー」

新嶋聡氏
「オーラル・ヒストリーのアーカイブズ学研究の可能性ー「半自伝」オーラル・ヒストリーと自伝オーラル・ヒストリーの対比を通してー」

春木良且氏
「高度成長期の地域記録史料としての”政策ニュース映画”の保存と公開ー川崎市政ニュースを例にー」

〇企画研究会シンポジウム「アーカイブズとアカウンタビリティ」
 ファシリテーター:平野泉氏(立教大学共生社会研究センター)

川島真氏(東京大学)
報告1「誰が誰への説明責任を担うのか:理念・制度・実態」

古賀崇氏(天理大学人間学部総合教育研究センター教授)
報告2「政府・自治体の情報公開とアカウンタビリティ:「遡及的検証」の実現のために」

大木悠佑氏(学習院大学大学院アーカイブズ学専攻博士後期課程)
報告3「アカウンタビリティを支える公文書管理制度とレコードキーパー:Australasianの公記録法の視点から」

事前の申込は不要ですが、参加費として会員500円、非会員1,000円が必要です。

@jsas.info(Facebook,2018/3/14)
https://www.facebook.com/jsas.info/posts/727778390756868

参考:
【イベント】日本アーカイブズ学会2017年度大会(4/22-23・東京)
Posted 2017年3月21日
http://current.ndl.go.jp/node/33681