2017年8月21日、カナダ・バンクーバー公共図書館(VPL)が、同館の2017年の“Writers in Residence”プログラムを担当する作家に、グラフィックノベル作家・漫画家のMiriam Libicki氏を選出したと発表しています。
同館の“Writers in Residence”は2005年に開始され、今年で13回目ですが、グラフィックノベル作家・漫画家が選ばれたのは初めてとのことです。
Libicki氏は、同館の“Writers in Residence”として、相談・ワークショップ・伝記漫画事業等を通じた作家の支援・指導活動を行なうとともに、自身の新しい作品を創作することになります。
報道によると、カナダの他の図書館では、エドモントン公共図書館がラッパーを、コンコルディア大学がグラフィックノベル作家を“Writers in Residence”に選出した事例があるとのことです。
Comic artist Miriam Libicki is VPL’s new writer in residence(VPL,2017/8/21)
http://www.vpl.ca/library/news/2017/comic-artist-miriam-libicki-vpls-new-writer-residence
Vancouver library goes graphic, picking cartoonist as writer-in-residence(CTV,2017/9/2)
http://www.ctvnews.ca/canada/vancouver-library-goes-graphic-picking-cartoonist-as-writer-in-residence-1.3573012
First graphic novelist named writer-in-residence at Vancouver Public Library(CBC,2017/8/29)
http://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/graphic-novelist-named-writer-in-residence-at-vpl-1.4266261
参考:
公共図書館が“Writers in Residence”プログラムをスタート:シンシナティ・ハミルトン郡図書館(米国)
Posted 2014年9月19日
http://current.ndl.go.jp/node/27048
韓国・文化体育観光部と韓国文化芸術委員会、「図書館常駐作家支援事業」の公募を開始:公共図書館に作家が常駐し、文化プログラムを主催
Posted 2017年7月18日
http://current.ndl.go.jp/node/34378