日本アーカイブズ学会(JSAS)、国立公文書館から提案された「日本におけるアーキビストの職務基準」に対して意見を提出

2017年2月5日、日本アーカイブズ学会(JSAS)は、国立公文書館から提案された「日本におけるアーキビストの職務基準」に対する意見を、2016年7月30日付で提出したことを発表しました。

この基準は、アーキビストを養成するための教育・育成体制や資格制度の確立を見据え、日本におけるアーキビストに関する職種と要件について、国立公文書館が2016年3月18日付で取りまとめたものです。収集・保存・利用というアーキビストの職種(job)ごとに、課業(task)・仕事(work)とアーキビストに求められる要件が整理されています。

人材育成については、2016年3月にまとめられた「国立公文書館の機能・施設の在り方に関する基本構想」で、重要な課題として指摘されています。

「日本におけるアーキビストの職務基準」に対する意見(JSAS, 2017/2/5)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=297

日本におけるアーキビストの職務基準(PDF: 6ページ)
http://www.jsas.info/modules/20170205/20160318.pdf

関連:
国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議 2016年11月30日開催 第17回 配布資料一覧(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/20161130haifu.html
※資料4「アーキビストの確保・育成の構想(国立公文書館提出資料)」

国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議(第17回) 議事録(PDF: 277KB)
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/gijiroku17.pdf

参考:
内閣府、国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議の展示・学習等及び保存・利用支援等合同ワーキンググループ(第4回)の配布資料を公開
Posted 2017年1月20日
http://current.ndl.go.jp/node/33299