2017年1月31日、World Wide Web Consortium(W3C)は、“Data on the Web Best Practices”をW3C勧告として公開しました。
データプラットフォームとしてのウェブの可能性を最大化するようなデータ共有に関する、35のベストプラクティスが挙げられています。
これと併せてワーキングドラフトが公開されていた、データセットの利用とデータの品質の2つに関する語彙は、2016年12月15日にWorking Group Noteとして公開されています。
またこのW3C勧告は、位置についての情報をもった空間データの公開・利用に関するベストプラクティスが挙げられているSpatial Data on the Web Best Practicesの策定作業の基礎でもあるとのことです。こちらは2017年1月5日にWorking Group Noteとして公開されていますが、まだ大幅な修正が行なわれています。
DATA ON THE WEB BEST PRACTICES ARE NOW A W3C RECOMMENDATION(W3C, 2017/1/31)
https://www.w3.org/blog/news/archives/6094?pk_campaign=feed&pk_kwd=data-on-the-web-best-practices-are-now-a-w3c-recommendation
Data on the Web Best Practices
https://www.w3.org/TR/2017/REC-dwbp-20170131/
Data on the Web Best Practices: Dataset Usage Vocabulary
https://www.w3.org/TR/vocab-duv/
Data on the Web Best Practices: Data Quality Vocabulary
https://www.w3.org/TR/vocab-dqv/
Spatial Data on the Web Best Practices
https://www.w3.org/TR/sdw-bp/
参考:
W3C、ウェブ上での様々なデータ共有と公開に関する文書と、データの品質、データの使用に関する語彙の3つについてワーキングドラフトを公開
Posted 2016年5月30日
http://current.ndl.go.jp/node/31687
W3C、ウェブ上のデータの相互運用に関するワーキンググループを立ちあげ
Posted 2013年12月16日
http://current.ndl.go.jp/node/25086