2016年2月27日、同志社大学寒梅舘で、第21回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」が開催されます。
●セッション1 座長:国立民族学博物館・高橋晴子氏
・「数量分析を用いた西鶴遺稿集の著者に関する検討」(同志社大学大学院・上阪彩香氏)
・「『源氏物語』における紫上系と玉鬘系における語の使用傾向について」(同志社大学・土山玄氏)
●セッション2 座長:大阪電気通信大学・加藤常員氏
・「古辞書データベース構築の過程 -院政期の国語辞書『色葉字類抄』を例に-」(国立国語研究所・藤本灯氏、株式会社ドワンゴ・志村誠氏、富士通株式会社・津村昌祐氏、東京大学大学院・北﨑勇帆氏)
・「近世村落の産物構成と立地・近接関係の比較(2)-『斐太後風土記』記載の農作物および採集品を対象に」(同志社大学・松森智彦氏)
●特別講演
司会:奈良女子大学・出田和久氏
「前方後円墳から邪馬台国へ -パターン情報学の歩み-」(前方後円墳研究会・小澤一雅氏)
●セッション3 座長:近畿大学・田窪直規氏
・「奈良時代の書状データベースをめぐって」(奈良女子大学古代学学術研究センター・黒田洋子氏)
・「『覚禅鈔』データベースの構築」(奈良女子大学古代学学術研究センター・森由紀恵氏)
・「研究資源としての「蔵書印データベース」」(国文学研究資料館・総合研究大学院大学・青田寿美氏)
●セッション4 座長:阪田 真己子(同志社大学)
「見返りすぎない美人:日本舞踊における振り向く動作の特徴と女性らしさの印象」(日本女子大学・鹿内菜穂氏)
・「佐賀城下町『竃帳』と町絵図を用いたGIS分析の試み」(奈良女子大学・宮崎良美氏、奈良女子大学・出田和久氏、追手門学院大学・南出眞助氏)
・「落語家の寄席定席への出演状況をD3.jsでビジュアライズする」(統計情報研究開発センター・坂部裕美子氏)
といったプログラムが予定されています。
このシンポジウムは、21回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」実行委員会が、人文系データベース協議会との共催により開催するもので、参加費は1,000円です。
第21回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」開催のおしらせ(人文系データベース協議会)
http://www.jinbun-db.com/news/21th-symposium-announce
関西部会後援行事 第21回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」(情報知識学会)
http://www.jsik.jp/?kansai20160227
参考:
人文系データベース協議会、「人文科学とデータベース」公開シンポジウムの論文集1~15号を公開
Posted 2015年8月24日
http://current.ndl.go.jp/node/29231
【イベント】人文系データベース協議会第20回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」(12/20・大阪)
Posted 2014年11月18日
http://current.ndl.go.jp/node/27457