斑鳩町立図書館聖徳太子歴史資料室など、住民の所蔵する斑鳩に関する地域資料を用いて斑鳩の生活、文化、自然環境の記憶を未来に伝える「斑鳩の記憶データベース」(チエノワ・イカル)を正式に公開

2015年10月1日、斑鳩町立図書館聖徳太子歴史資料室は、住民が所蔵する斑鳩に関する古い写真や映像、その他の地域資料を、郷土史家や学術機関、アーティスト等と連携し、調査・収集・公開を行った成果公開の場である「斑鳩の記憶データベース」(チエノワ・イカル)を正式に公開したことを発表しました。

10月1日現在、写真など約300点が収録されているとのことで、今後も追加されるようです。

トップページから地図による検索も可能なほか、斑鳩の主な道(たとえば、「竜田街道」「太子学問の道」など)ごとの検索や、「暮らし」「産業」「建築」「まち」といった、それぞれの資料に付されたタグからも検索可能となっています。

なお、本データベースは、2014年8月1日から試験公開されていたもので、斑鳩町立図書館聖徳太子歴史資料室、京都大学地域研究統合情報センター、RAD(Research for Architectural Domain)による、「斑鳩の記憶アーカイフ?(保存記録)化事業」によって構築されたものであるようです。

斑鳩の記憶データベース
http://archive-ikaruga.org/

町立図書館のもよおしとお知らせ(斑鳩町立図書館 ※2015/10/1付けで「斑鳩の記憶データベースを正式公開しました」とあります。)
http://www.libraryikaruga.jp/topics/index.htm

「斑鳩の記憶データベース」がインターネット上で公開されました(京都大学地域研究統合情報センター, 2015/10/6)
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/news/?p=251

「斑鳩の記憶データベース」を正式公開しました(斑鳩町)
http://www.town.ikaruga.nara.jp/osirase/info/item_1185.html

関連:
「斑鳩の記憶データベース」の試験公開を始めます(斑鳩町, 2015/10/1)
http://www.town.ikaruga.nara.jp/osirase/info/item_982.html

参考:
首都大学東京と新潟県、GPSやARの技術を用いて高齢化の進む山里の魅力を伝えるスマートフォンアプリ「よこねアーカイブ」を公開
Posted 2015年5月11日
http://current.ndl.go.jp/node/28435

京都府立総合資料館、古文書・古地図約1万点が閲覧可能な「京の記憶ライブラリ」をインターネット公開へ
Posted 2011年6月29日
http://current.ndl.go.jp/node/18541