米・メロン財団、コミュニティーベースのアーカイブズに関する全国調査報告書を発表

2026年9月30日、米国のアンドリュー・W・メロン財団が、同国のコミュニティーベースのアーカイブズに関する全国調査報告書“Powerful but Precarious: Mapping the Landscape of Community-Based Archives”を発表しました。

この報告書は、336のアーカイブズを対象としたアンケート調査と、全米各地の20名以上の実務者への詳細なインタビューに基づいています。コミュニティーベースのアーカイブズについて、これほど大規模にマッピング、集計、調査が行われたのは初めてとあります。

主に、次のような結果が報告されています。
・黒人及びアフリカ系アメリカ人(24%)、LGBTQIA+(13%)、ヒスパニック・ラテン系(11%)、先住民・部族(9%)、アジア系(8%)など多くのコミュニティーの歴史を保存・共有している。
・約75%は5年以上運営されており、3分の1は25年以上の歴史を有し、26%は2020年以降に設立されている。
・55%が安定的な資金の不足を最大の課題としており、85%が上位三つの課題の一つとして挙げている。
・75%が大学、博物館又は政府機関と連携関係を維持している。同時に、多くのアーカイブズが運営上の独立性を維持している。

Mellon Foundation Releases the First National Study of Community-Based Archives(Andrew W. Mellon Foundation, 2026/9/30)
https://www.mellon.org/news/mellon-foundation-releases-the-first-national-study-of-community-based-archives

Powerful but Precarious: Mapping the Landscape of Community-Based Archives [PDF:20ページ]
https://assets.ctfassets.net/nslp74meuw3d/1cBz9Lg3ZGbfuTk8bztTi7/79e0584ab0c9029e5c5eb6bbf6d486bc/PowerfulButPrecarious_English__1_.pdf