2013年12月30日付けのThe Irish Timesの記事で、2014年からアイルランドの公共図書館で、図書館員がいない夜間でも人々が図書館を利用し、資料を借りることもできるようにする試みが始まると報じられています。
同紙によればまずいくつかの図書館を対象に試験運用を行う予定とのことです。建物には自動ドアが設置され、利用者カードと暗証番号により閉館中でも入館できるようになります。貸出処理については資料に付与したRFIDタグにより行い、館内での利用者行動は監視カメラにより追跡されます。
プロジェクトを管轄するアイルランド環境・地域社会・地方自治省のスポークスマンによれば、同様の試みは既にデンマーク、スウェーデン、台湾でも行われているとのことです。
Self-service libraries to allow night-time checkouts(The Irish Times、2013/12/30付け)
http://www.irishtimes.com/news/consumer/self-service-libraries-to-allow-night-time-checkouts-1.1640032
Ireland: Self-Service Libraries to Allow Night-Time Checkouts, Cardholders Will Be Able to Enter Building After-Hours(LJ INFOdocket、2013/12/31付け)
http://www.infodocket.com/2013/12/31/ireland-self-service-libraries-to-allow-night-time-checkouts-cardholders-will-be-able-to-enter-library-after-hours/