国立国会図書館デジタルコレクションの全文検索対象資料が300万点を突破

2025年1月7日、国立国会図書館(NDL)が、2024年12月をもって、国立国会図書館デジタルコレクションで全文検索が可能なデジタル化資料が300万件を突破したと発表しました。

全文検索の対象資料は、現時点では、1987年までに出版された図書や2000年までに出版された雑誌(劣化した雑誌や学術雑誌等、刊行後5年以上経過したもの)などを中心に、博士論文なども含みます。テキスト化が終了したものから順次全文検索が可能になり、対象資料数は令和6年度末までに合計約322万点になる見込みです。

NDLはこれからもテキスト化を継続し、全文検索対象を拡大していく予定としています。

「国立国会図書館デジタルコレクション」の全文検索対象資料が300万点を突破しました(国立国会図書館, 2025/1/7)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2024/250107_01.html

全文検索が可能な資料について(国立国会図書館デジタルコレクション)
https://dl.ndl.go.jp/fulltext-search

参考:
国立国会図書館デジタルコレクション、全文検索の検索結果位置をピンで表示する仕組みを導入 [2024年10月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/228031

国立国会図書館(NDL)、「国立国会図書館デジタルコレクション」の全文検索対象資料を順次拡大 [2024年01月25日]
https://current.ndl.go.jp/car/209435

国立国会図書館デジタルコレクション、一部機能の追加・変更を実施:デジタル化資料(図書、雑誌等)の一部について全文検索が可能に [2021年01月13日]
https://current.ndl.go.jp/car/42978

E2604 ― NDL、国立国会図書館デジタルコレクションをリニューアル
カレントアウェアネス-E No.458 2023.06.15
https://current.ndl.go.jp/e2604