2013年6月12日、オープンアクセスジャーナルのディレクトリであるDOAJ(Directory of Open Access Journals)が、収録対象とするジャーナルについて新たな選択基準を設けると発表しました。2013年7月15日まで、コメントを受け付けています。
この基準は研究成果のオープンアクセスにすることを義務付ける研究助成機関等の増加に伴い、質の高いオープンアクセスジャーナルを特定したり、いかがわしい出版社を排除した情報源へのニーズが高まっていることを受けて設けられたとのことです。
具体的なジャーナル選択基準としては、SHERPA/RoMEOに登録されていること、編集委員会を持っており、かつその構成員が所属情報等を伴ってはっきり特定可能な形で公開されていることなどの5つの項目が挙げられています。
DOAJ announces new selection criteria(DOAJ、2013/6/12付け)
http://www.doaj.org/doaj?func=news&nId=303&uiLanguage=en
参考:
DOAJが開始から10年を迎える
http://current.ndl.go.jp/node/23547