再建に向かうシエラレオネ議会図書館から支援を求める声

国際図書館連盟(IFLA)のメーリングリストIFLA-Lで、西アフリカのシエラレオネの議会図書館のSowa館長から、資料寄贈などの支援を求めるメールが流れています。

メールによると、シエラレオネ議会図書館は長期間にわたり専門的なスタッフが配置されることなく放置された状態にあったそうですが、今年になって彼が着任し、再建の準備中です。同館は、古い資料の除却作業を行ない、現在は、最新の研究資料や参考資料を揃えるという課題に直面しているそうです。そこで、資料の寄贈や、立法サービスに関わる職員に対する研修などの支援を求めています。

シエラレオネでは2012年11月17日に大統領選挙および議会選挙が行われ、新しい大統領や議員に提供するための資料が必要だと結ばれています。

Request from the Library of the Parliament of Sierra Leone(IFLA-L 2012/11/21付けメール)
http://infoserv.inist.fr/wwsympa.fcgi/arc/ifla-l/2012-11/msg00046.html

シエラレオネで大統領選 平和定着の試金石 結果発表は約10日後(MSN産経ニュース 2012/11/17付け記事)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121117/mds12111717130006-n1.htm