ルクセンブルク国立図書館(BnL)、AI技術を用いて19世紀の写本をテキスト化して公開

2024年7月29日、ルクセンブルク国立図書館(BnL)が、AI技術を用いて19世紀の写本をテキスト化して公開したと発表しました。

発表によると、同館ではこれまで雑誌や書籍などの活字資料については文字認識処理によりテキスト化を行ってきましたが、手書き資料についてはあまり行われてきませんでした。今回、同館としては初の試みとなる、AIテキスト認識システム“Transkribus”を用いた写本のテキスト化が行われたとあります。同館のデジタル化資料のポータルサイト“eluxemburgensia.lu”上で閲覧可能です。

BnL publishes manuscript transcribed with AI technology for the first time(BnL, 2024/7/29)
https://bnl.public.lu/en/a-la-une/actualites/communiques/2024/manuscrit-zelle.html

参考:
ルクセンブルク国立図書館(BnL)、新たなOCRソフトウェアを公開 [2021年07月27日]
https://current.ndl.go.jp/car/44485