2024年7月3日、京都大学図書館機構が、京都大学貴重資料デジタルアーカイブにおいて、同大学文学研究科が所蔵する「壽岳文庫」64タイトル及び「室町物語」3タイトルと、同大学附属図書館が所蔵する「大惣本」34タイトルの計101タイトルをデジタル化し、公開したと発表しました。
「壽岳文庫」は、国語学者であった壽岳章子（じゅがくあきこ）の旧蔵書で、室町時代に制作された漢籍や仏典等の注釈書である「抄物」を中心とするコレクションとあります。「室町物語」（お伽草子）は、室町時代に制作された短編物語の総称です。また、大惣本は、江戸中期から明治中期まで名古屋で営業した貸本屋、大野屋惣八店（略称「大惣」）の旧蔵書です。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ:「壽岳文庫」「室町物語」「大惣本」から101タイトルを電子化・公開しました（京都大学図書館機構, 2024/7/3）
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1401321
参考：
京都大学図書館機構、京都大学貴重資料デジタルアーカイブにおいて附属図書館所蔵「大惣本」から225タイトルをデジタル化公開 [2024年06月05日]
https://current.ndl.go.jp/car/221113
