Google Books Ngram Viewerがバージョンアップ 対象書籍が増加、品詞の指定や演算子の使用も可能に

2012年10月18日、Google社が“Google Books Ngram Viewer”のバージョンアップを発表しました。これは、同社によってデジタル化された書籍(の一部)のなかで、ある単語がどのように登場するかを簡単にグラフ化することのできるツールです。アップデートの内容として以下が挙げられています。

・データセットに含まれる書籍の増加(イタリア語書籍の追加も)
・OCRの改善
・図書館および出版社からのメタデータの不一致を調整
・単語の品詞を指定しての検索
・演算子(+, -, /, *, :)を用いた検索

また、Googleブックスでは現在2,000万点の書籍を登載しているとも紹介されています。

Google Books Ngram Viewer
http://books.google.com/ngrams

Info | Google Books Ngram Viewer
http://books.google.com/ngrams/info

Ngram Viewer 2.0(Research Blog 2012/10/18付け記事)
http://googleresearch.blogspot.jp/2012/10/ngram-viewer-20.html

参考:
Googleがデジタル化した「5百万冊の本から学んだこと」
http://current.ndl.go.jp/node/19534

Google、デジタル化した資料に検索語がどのように表れるかをグラフ化するツール“Google Books Ngram Viewer”を公開
http://current.ndl.go.jp/node/17306