ユネスコが、2024年4月8日時点におけるガザ地区の文化財の被害状況について、ウェブサイト上で公表しています。
国連訓練調査研究所(UNITAR)の衛星センター(UNOSAT)が提供する衛星画像と解析を基に調査を行ったとあります。宗教施設10か所、歴史的・芸術的価値のある建物24か所、可動文化財の保管施設(depositories of movable cultural property)2か所、モニュメント3か所、博物館1か所、遺跡3か所の計43か所について被害が確認されたとしています。
Gaza Strip: Damage assessment(UNESCO, 2024/4/10)
https://www.unesco.org/en/gaza/assessment
参考:
パレスチナを支援する図書館員とアーキビスト等から成る有志団体“Librarians and Archivists with Palestine”、ガザ地区における文化施設の被害状況をまとめた暫定報告書を公開 [2024年02月26日]
https://current.ndl.go.jp/car/210526