英国の大学が過去6年間に図書延滞料で得た総額が5,000万ポンドを超すことが明らかに

2004-2005年度からの6年間に、英国の大学が図書貸出延滞の罰金で学生等から徴収した総額が5,000万ポンドを超えていることが明らかになったと、2012年1月7日付けの英国各紙が伝えています。これは、英国出版社協会(PA)が同国の全大学へ情報公開請求を行ない、回答のあった101の大学の結果に基づくもののようです。延滞料徴収金額の最も高い大学は、リーズ大学の180万ポンド、次いでマンチェスター大学の130万ポンドで、調査の結果最も少なかったのはインペリアル・カレッジ・ロンドンの約2万6,000ポンドだったようです。また行方不明の図書の冊数は、全体で30万冊を超えているようです。

Universities raise £50m in library fines (Telegraph 2012/1/7付けの記事)
http://www.telegraph.co.uk/education/educationnews/8999494/Universities-raise-50m-in-library-fines.html

Universities collected £50m in library fines, figures show (Guardian 2012/1/7付けの記事)
http://www.guardian.co.uk/education/2012/jan/07/universities-collected-50million-library-fines

Universities Raise Nearly £50m In Fines For Overdue Library Books (Huffington Post 2012/1/7付けの記事)
http://www.huffingtonpost.co.uk/2012/01/07/universities-fines-library-books_n_1191061.html