2022年12月19日、日野市立図書館（東京都）が、一部の業務用ファイルサーバ等がコンピュータウィルスのランサムウェアに感染したことを公表しました。
発表によると、中央図書館事務室内のノート端末1台と中央図書館内に設置しているサーバ5台がウイルスに感染していることが判明したとあります。ファイルサーバ内に格納されているデータが暗号化されて開けない状態にあり、その中に個人情報が含まれていることは確認されているものの、現時点で情報の流出は確認されていないとあります。
なお、貸出システム等の大部分のシステムは被害を受けていないため、利用者用インターネット公開端末やオンラインデータベース端末などの一部サービスの中止を除き、図書館は通常通り開館しているとあります。
市立図書館におけるコンピュータウィルス感染について（第一報）（日野市立図書館，2022/12/19）
https://www.lib.city.hino.lg.jp/news/important/20221219-post_234.html
参考：
2022年10月13日のサイバー攻撃により貸出、予約等のサービスを停止していた那覇市立図書館、10月26日から全館で貸出を再開：4施設では10月22日から先行再開 2022-10-27
https://current.ndl.go.jp/car/47067
2022年10月13日のサイバー攻撃により貸出、予約等のサービスを停止していた那覇市立図書館、図書貸出を一部再開 2022-10-24
https://current.ndl.go.jp/car/47044
那覇市立図書館にサイバー攻撃：全館において貸出・返却や予約等のシステムが使用できない状態 2022-10-17
https://current.ndl.go.jp/car/47005
