図書館員に聞いた電子書籍の現状

スタンフォード大学の電子出版サービス部門“HighWire Press”が、2009年秋に実施した、図書館員を対象とした電子書籍の現状に関する調査の結果を発表しています。予算やベンダー、フォーマット等に関する20の質問に対して、13か国の138人の図書館員から回答を得たとのことです。利用者がフォーマットとしてPDFを好んでいることや、デジタル著作権管理(DRM)が電子書籍の利用を妨げる大きな要因となっていることなどが、調査結果として示されています。

In Survey of Academic Librarians and Ebooks, Pointers Toward a Better System(Library Journal 2010/3/11付けの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6722546.html

HighWire Press 2009 Librarian eBook Survey
http://highwire.stanford.edu/PR/HighWireEBookSurvey2010.pdf