IFLA(国際図書館連盟)のウェブサイトに、Googleブックス和解案に関するIFLAの声明が掲載されています。2009年9月7日の欧州委員会(EC)の会議の場で公表されたものです。情報へのアクセスが向上する可能性があるという点を評価しつつも、留意が必要な点として、米国以外でもアクセスができるようになるかどうか、機関購読における価格決定への図書館側の関与、検閲やプライバシーの問題を指摘しています。同じページに、Googleブックスの和解案を担当するニューヨークの連邦地裁に送った意見書も掲載されています。
IFLA Statement to the European Commission hearing on the Google Book Settlement
http://www.ifla.org/en/news/ifla-statement-to-the-european-commission
参考:
欧州委員会、本のデジタル化についての会議を開催
http://current.ndl.go.jp/node/14385