米国大学・研究図書館協会(ACRL)とカレッジ・大学人的資源専門職協会(CUPA-HR)が協同で、2009年版(2008/2009年度分)の大学図書館司書(原則としてALA認定修士号取得者)の給与調査の結果を発表しています。管理職者版と中堅職員版とがあり、前者は館長、各図書館業務を担当する部長(Head、Director等)など10の職位、後者は各図書館業務の実務者など10の職位ごとに、最高額・最低額・平均額・中間額が調査されています。最も平均給与が高かったのは館長の133,339ドルで、最も平均給与が低かったのはカタロガー(2段階あるレベルのうちの下の方のレベル。この職位のみALA認定修士号を取得していない者も調査結果に含んでいる)の38,379ドルという結果が出ています。
ACRL WORKS WITH CUPA-HR (College and University Professional Association for Human Resources) to UPDATE ACADEMIC LIBRARY POSITION DESCRIPTIONS
http://www.ala.org/ala/mgrps/divs/acrl/issues/personnel/index.cfm
ALA | 2009 academic librarian salary survey results
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/may2009/acrlsalarysurvey.cfm
Academic Librarian Salary Survey Released – 5/7/2009 – Library Journal
http://www.libraryjournal.com/article/CA6656813.html
参考:
SLA、2008年SLA加盟館の職員給与調査結果を発表
http://current.ndl.go.jp/node/9522
ARL、2007-2008年の給与調査結果を発表
http://current.ndl.go.jp/node/9152
図書館職員の給与調査2008(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/8586