D-Lib Magazineの2015年1・2月号が刊行 テーマは、Data as “First-class Citizens”

オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2015年1・2号が刊行されました。データは研究のプロセスにおいて重要な要素であり、研究の透明性、検証可能性、再現性のため、学術コミュニケーションにおいて、データは”First-class Citizens”になるべきとされており、今号のテーマとされいます。

今号には、2014年9月12日に、ロンドンで開催されたワークショップ“2nd International Workshop on Linking and Contextualizing Publications and Datasets”と共同で開催された“Digital Libraries”で発表されたペーパー9本が掲載されしています。データ公開の現状や将来的な課題を検討するもので、新しい公開の形、データセットの引用、データセットのピアレビュー等が取り扱われているようです。また、10本目には、DataCiteの歴史を扱った記事が掲載されています。

D-Lib Magazine January/February 2015 Volume 21, Number 1/2
http://dx.doi.org/10.1045/january2015-contents