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2014年の10大論文撤回(記事紹介)

2014年12月23日付けのThe Scientist誌オンライン版記事で、2014年に起こった10の印象的な論文撤回事件が取り上げられていました。執筆者は論文撤回監視サイト、Retraction Watchの共同設立者、Adam Marcus氏とIvan Oransky氏です。

記事では最初にSTAP細胞事件に関連する論文撤回が取り上げられているほか、SAGE社の雑誌” Journal of Vibration and Control ”で1人の著者が複数の別名を使って自分の投稿論文を自分で査読していたことが発覚した事件や、SpringerとIEEEの出版する会議録に機械生成されたでたらめな論文が掲載された事件等、査読をめぐる不正も取り上げられています。

The Top 10 Retractions of 2014(The Scientist、2014/12/23付け)
http://www.the-scientist.com/?articles.view/articleNo/41777/title/The-Top-10-Retractions-of-2014/

Scholarly Publishing: The Top 10 Retractions of 2014(LJ INFOdocket、2015/1/10付け)
http://www.infodocket.com/2015/01/10/scholarly-publishing-the-top-10-retractions-of-2014/

参考:
SAGE社の出版する雑誌で60本の論文撤回 1人の著者が複数の別名を使って自分の投稿論文を自分で査読
Posted 2014年7月15日
http://current.ndl.go.jp/node/26582

SpringerとIEEE、機械生成されたでたらめな論文120本以上をプラットフォームから削除
Posted 2014年2月25日
http://current.ndl.go.jp/node/25553

CA1829 - 査読をめぐる新たな問題 / 佐藤翔 カレントアウェアネス No.321 2014年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1829