国際十進分類法(UDC)日本語要約版が更新

国際十進分類法(UDC)の要約版であるUDC Summaryの日本語訳の情報が更新されています。

『情報の科学と技術』第63巻1号の戸塚隆哉氏の記事「〜UDCの最近の動き〜UDC日本語要約版の公開」によると、日本語要約版は、2012年に“Soope Note”等の分類表の説明なしで、2,000項目について公開されたとのことです。SENTOKYOブログによると、2014年には、2,600項目について公開されたとのことです。翻訳は情報科学技術協会内の専門部会「分類/シソーラス/Indexing部会」(山崎久道中央大学教授を中心とした15人のメンバー)が担当したとのことです。

UDCコンソーシアム(UDCC)のページでは、UDC Summaryは現在51の言語に翻訳され、公開されており、日本語版は、適用範囲注記(Soope Note)等が付された形で公開されています。

2014年12月4日、5日に開催される、情報科学技術協会の第11回情報プロフェッショナルシンポジウムで、「UDC 日本語要約版の公開と UDC の最近の動向について」と題した発表が行われるようです。

The UDC Summary(日本語版)
http://www.udcc.org/udcsummary/php/index.php?lang=ja

UDC日本語要約版が発行される(SENTOKYOブログ, 2014/11/25)
http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/d/20141125

戸塚隆哉. 〜UDCの最近の動き〜UDC日本語要約版の公開. 情報の科学と技術.2013, 63(1), p. 34-35.
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009562664

第11回情報プロフェッショナルシンポジウム
UDC 日本語要約版の公開と UDC の最近の動向について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/infopro/2014/0/2014_165/_article/-char/ja/