ALA、Google社と著作者団体・出版社団体との和解に関する情報を集約したウェブサイトをスタート

2008年10月28日、Google Book Search事業をめぐる訴訟において、Google、著作者団体“Authors Guild”と米国出版社協会(AAP)との間で、訴訟終結に向けた和解案が合意に達しました。この和解によって、図書館界はどのような影響を受けるのか考えるための情報共有として、米国図書館協会(ALA)が、専用のウェブサイト“Google Books Settlement”を立ち上げています。和解案を分かり易く、短く要約したもの、この問題について論じた記事、ブログなどへのリンク集、ALA冬季大会で実施されたディスカッションのまとめ、といった資料がアップロードされています。

Google Books Settlement
http://wo.ala.org/gbs/

At Panel on Google Book Settlement, Support, Criticism, Contentiousness
– Library Journal 2009/1/29付けの記事
(ALA冬季大会でのディスカッションの様子をまとめた記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6633319.html

参考:
E857(No.139)Google Book Searchと出版社・著作者団体との和解案がまとまる
http://current.ndl.go.jp/e857