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米・カリフォルニア電子図書館(CDL)、電子書籍プラットフォームのユーザビリティに関する報告書を公開

2025年4月4日、米・カリフォルニア電子図書館(CDL)が電子書籍プラットフォームのユーザビリティに関する報告書“The Ebook Platform Usability Report – Aggregators: A Case Study of EBSCO and ProQuest”を公開したと発表しました。報告書では、CDLを運営するカリフォルニア大学の大学図書館で利用している主要な電子書籍プラットフォームである“ProQuest Ebook Central”と“EBS...

大学図書館員のためのAIリテラシー指導モデル(文献紹介)

大学図書館の問題・課題に焦点を当てた国際的な査読誌The Journal of Academic Librarianshipの51巻3号に、大学図書館員のためのAIリテラシー指導モデルを紹介した論文“Scaffolding AI literacy: An instructional model for academic librarianship”が掲載されています。著者は、米国・メリマック大学のKatherine A. LaFlamme氏です。高等教育におけるAIリテラシー...

近畿大学中央図書館、近畿大学貴重資料デジタルアーカイブをリニューアル公開

2025年4月1日、近畿大学中央図書館が、貴重資料及び特別コレクションをデジタル化し目録情報とともに公開する「近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ」をリニューアル公開しました。登録コンテンツは、同日時点で1,687点としています。リニューアルに伴い、ナポレオン『エジプト誌』、ゲスナー『動物誌』、『平家物語図会』など139点の資料、「写本 ~手書きの魅力~」「西洋の初期印刷本 ~インキュナブラ~」「日本の初期印刷本 ~五山版・古活字版~」などテーマに沿って資料を紹介する7つのコン...

北米や英国の図書館員、大学に拠点を置く出版者等による新たな連合体“Open Journals Collective”が立ち上げられる(記事紹介)

2025年3月31日付けの、英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(London School of Economics and Political Science : LSE)のブログで、北米や英国の図書館員、大学に拠点を置く出版者等による新たな連合体“Open Journals Collective”(OJC)の立ち上げについて紹介されています。記事によると、OJCはコミュニティ主導による、公平かつ持続可能な学術出版モデルの実現を目的として活動する組織で、アイオワ州...

カナダにおける図書館出版の役割(文献紹介)

2025年3月29日付けで、The Canadian Journal of Information and Library Science誌の48巻1号に、カナダにおける図書館出版の役割を分析した論文“Low-Key Load-Bearing:Defining the National Role of Canada’s Library Publishing”が掲載されました。著者は、カナダ・アルバータ大学図書館のSonya Betz氏等です。論文では、ジャーナルを出版している...

英・Emerald Publishingと米・EveryLibrary Instituteが戦略的パートナーシップを締結

2025年3月24日、英国の出版者Emerald Publishingと、図書館や学術機関等の発展と支援に従事する米国の非営利組織EveryLibrary Instituteが、戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。発表の中では、EveryLibrary Instituteが、Emerald Publishingの支援を得て、2025年4月以降、米国の学術図書館関係者向けに一連のウェビナーを開催すること等が述べられています。Emerald Publishing ...

早稲田大学図書館、大学の研究成果が収められた学術書をリポジトリでオープンアクセス化するプロジェクトを開始

2025年3月27日、早稲田大学図書館が、大学の研究成果が収められた学術書をリポジトリでオープンアクセス(OA)化するプロジェクトを開始したと発表しました。第一段階として、早稲田大学出版部と図書館との連携により、演劇・映像学研究の領域から「早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム」における成果、計5冊を早稲田大学リポジトリで公開したとあります。早稲田大学における学術書のオープンアクセス化のお知らせ(早稲田大学図書館, 2025/3/27)早稲田大学 学術書オープンアクセ...

米・マサチューセッツ工科大学出版局、学術単行書のオープンアクセス化を目指すプログラム“Direct to Open”(D2O)の成果をまとめた報告書(2025年版)を公開

2025年3月27日、米・マサチューセッツ工科大学出版局(MIT Press)が、“Direct to Open”(D2O)プログラムの成果をまとめた報告書(2025年版)を公開しました。D2Oは、米国の大学図書館を始めとする図書館及び図書館コンソーシアムの共同出資によって学術単行書の持続可能なオープンアクセス(OA)化を目指すプログラムとして、2021年に立ち上げられました。報告書によると、プログラム開始後の4年間で13の図書館コンソーシアムと407の図書館がD2Oに参加し...

大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)、「2024年度JUSTICE契約状況調査結果報告(公開版)」を公開

2025年3月27日、大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)が、「2024年度JUSTICE契約状況調査結果報告(公開版)」を公開しました。JUSTICEの活動の一環として、会員館における電子ジャーナル等の契約状況を正確に把握し、電子ジャーナル等の契約モデルの改善に資するとともに、コンソーシアムの現状を会員館へ周知することを目的とした調査です。調査は2024年6月24日から7月31日まで、会員館561館を対象に実施されました。2024年度JUSTICE契約状況調査結果...

ニュージーランドの学位論文に関する新たなプロジェクト(文献紹介)

オープンアクセス(OA)誌“Journal of Librarianship and Scholarly Communication”(JLSC)の13巻1号に、ニュージーランドの学位論文に関する新たなプロジェクトを概説した論文“The New Zealand Thesis Project: Connecting a Nation’s Dissertations Using Wikidata”が掲載されています。著者は、ニュージーランドのオタゴ大学のTamsin Braish...