大学図書館

国際図書館連盟、インフォグラフィック「偽ニュースの見極め方」の世界の図書館での活用例を紹介するレポートを公開

2017年8月20日、国際図書館連盟(IFLA)が、2017年2月に公開したインフォグラフィック「偽ニュースの見極め方」(How to Spot Fake News)の世界の図書館での活用例を紹介するレポート“How to Spot Fake News Using the IFLA Infographic in Libraries”を公開しました。

ベトナム・ダナン大学図書館の図書館員が情報リテラシーの授業で活用した事例、マレーシアの公共図書館がパソコンの近くにポスターとして掲示した事例のほか、フィンランド、ジョージア、ドイツ、メキシコ、ナイジェリア、香港、スウェーデン、英国、米国での活用例が紹介されています。

Real Solutions to Fake News: How Libraries Help(IFLA,2017/8/20)
https://www.ifla.org/node/11584

国立情報学研究所、無料オンライン講座「オープンサイエンス時代の研究データ管理」の開講を発表

国立情報学研究所(NII)が、2017年11月15日から、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進評議会(JMOOC)公認の配信プラットフォーム「gacco」で、無料オンライン講座「オープンサイエンス時代の研究データ管理」を開講すると発表しています。

オープンサイエンスにおける研究データ管理に関する基礎的な知識の習得を目的に、大学・研究機関の図書館、IT部門、研究支援部門等の支援人材育成のためのトレーニングツールとして開講されるもので、2016年度にデータ管理のための教材資料を作成・公開した「オープンアクセスリポジトリ推進協会」(JPCOAR)研究データタスクフォースの協力のもと、NIIが制作したものです。

受講の受付は8月23日から開始されます。

オンライン講座「オープンサイエンス時代の研究データ管理」開講/JMOOCの公認プラットフォーム「gacco」で(NII,2017/8/18)
http://www.nii.ac.jp/news/release/2017/0818.html

米国の大学・研究図書館協会も、バージニア州シャーロッツビルでの白人至上主義団体と反対派の衝突を受け声明を発表

2017年8月17日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の理事会も、バージニア州シャーロッツビルでの白人至上主義団体と反対派の衝突事件を受け、声明を発表しました。

白人至上主義団体等を非難し、同じような事件が学内で発生する可能性を認識するとともに、異なる意見の自由な交換へのACRLの貢献は揺るぎないもので、今後も、大学図書館における多様性・包摂・公平・アクセスを支持し、要求し続けると述べています。

ACRL Board of Directors Condemns Racism and Violence in Charlottesville(ACRL insider,2017/8/17)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/14326

カナダ・Portage、“Federated Research Data Repository”の検索ツールを用いた研究データの発見性向上のためのパイロット事業のレポートを公開

2017年8月16日、カナダ研究図書館協会(CARL)の研究データ管理(RDM)に関するプロジェクト“Portage”が、レポート“Portage Data Discovery Expert Group - Collections Development Working Group : Phase One Report”を公開しました。

開発中のプラットフォーム“Federated Research Data Repository ”(FRDR) の検索ツールを用いた、カナダの10の研究データリポジトリの研究データの発見性向上のためのパイロット事業の第1段階において明らかになった、課題・推奨事項・次の段階に向けての提案が述べられています。

【イベント】KU-ORCAS キックオフセミナー「デジタル・アーカイブ化の先にあるものー新しい人文学研究のあり方をめぐってー」(9/22・東京、吹田)

2017年9月22日、関西大学東京センターと関西大学千里山キャンパスにおいて、「KU-ORCAS キックオフセミナー」が開催されます。

このセミナーは関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)の設立を記念したもので、テーマは「デジタル・アーカイブ化の先にあるものー新しい人文学研究のあり方をめぐってー」です。同センターは、デジタルアーカイブの構築を通して東アジア文化研究のオープン・プラットフォームの形成を目指しています。

セミナーは二会場同時開催で、二元中継されます。参加は無料で、事前申込が必要です。

講演 東京会場
永崎研宣(一般財団法人人文情報研究所 主席研究員)
「SAT 大蔵経テキストデータベース ー東アジア文化研究デジタルアーカイブのオープン・プラットフォームとしてー」
久永一郎(大日本印刷株式会社 C&I事業部コンサルティング本部IM&Sコンサルティング室室長)
「ルーヴル美術館・DNP 共同プロジェクト"Lonvrev-DNP Museum lab"鑑賞システムの開発プロセスと認知科学的実証(論文)の紹介」
「BnF(フランス国立図書館)所蔵 天球儀・地球儀の超高層細3次元計測の技術紹介」

Knowledge Exchange、雑誌論文のオープンアクセス(OA)化にかかる費用についてのレポートを公開

高等教育・研究向けインフラの活用と開発を目的とし、英・JiscやオランダのSURF等5機関で構成されるKnowledge Exchangeが、雑誌論文のオープンアクセス(OA)化にかかる費用についてのレポートを公開しています。

レポートは、調査の概要をまとめた“Paying for Open Access: The Authors perspective”と、調査結果の詳細を掲載した“Financial and administrative issues around article publication costs for Open Access”の2本です。

6の研究機関に所属する著者1,069名が、OAジャーナルやハイブリッドジャーナルに掲載した記事2,015件についてオンライン調査に回答しています。主なトピックは、OAの視点からの掲載誌の選択、OA出版を行う理由、APC助成の効果、APC支払における課題、などです。調査対象の研究機関が所在する6か国(英国、フランス、ドイツ、フィンランド、デンマーク、オランダ)のOAの状況などについてもまとめられています。

E1941 - 大学図書館におけるIT部門の配置について(米国)

2017年5月,米国のIthaka S+Rは,大学図書館や研究図書館(以下,大学図書館)におけるIT部門の位置づけについての報告書,“Finding a Way from the Margins to the Middle: Library Information Technology, Leadership, and Culture”を公開した。

米・カリフォルニア電子図書館とパデュー大学図書館、カリフォルニア大学外の利用者へのEZIDによるDOIの付与サービスの段階的廃止を発表

2017年8月4日、米・カリフォルニア電子図書館(CDL)とパデュー大学図書館が、EZIDによるDOIの付与サービスに関する新しい戦略的方向を採用したと発表しています。

新戦略では、今後2年間で、カリフォルニア大学外の利用者へのサービスは段階的に廃止するとともに、CDL・パデュー大学図書館・DataCiteの三者により、EZIDの利用者がDataCiteによるサービスへの参加・移行や、他の選択肢を評価するための支援を実施する内容となっています。

新しい会員モデルや料金体系の変更により、現行利用者にとって、DataCiteとEZIDのコストは同等のものとなったことや、EZIDの機能がDataCiteのサービスに組み込まれているところであることから、EZIDの利用者は主要な機能を失うことなく移行が可能で、また、DataCiteの会員にとっても新機能の追加といった面でサービスが強化されるとしています。

英・Jisc、研究データとしての音声・映像データの管理のためのガイドを公開

2017年7月27日、英・Jiscが、研究データとしての音声・映像データの管理のためのガイド“Audiovisual research data A guide to managing digital media for anyone using it as an integral part of carrying out research”を公開しました。

同ガイドを紹介するブログでは、

・プロジェクト着手時から終了後のデータの利用保証までに至る、研究者、情報管理者、技術の専門家等によるチームとしての実施
・研究者がデータから得たいと考えている情報(内容、フォーマット)の把握
・学術成果の発表やプロジェクトのプロジェクトのマイルストーンの度に、当初の計画で必要とされたデータの種類などと違いがないか、データ管理計画(DMP)の恒常的な見直し
・プライバシーや知的財産等の問題、ストレージの需要を考慮しながら、プロジェクトにおけるデータキュレーションに関する方法を検討
・助成機関が設定した保存期間に対応するための長期的なデータ管理計画の検討

という5つの助言がなされています。

信州大学大学史資料センター、ウェブページを開設

2017年4月に信州大学附属図書館に設置された「信州大学大学史資料センター」のウェブページが、2017年8月8日、開設されました。

「信州大学大学史資料センター」ウェブページ開設のお知らせ(信州大学附属図書館,2017/8/8)
http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/news/2017/08/hp.html

信州大学 大学史資料センター(信州大学附属図書館)
http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/about/archives.html

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