台湾・新竹市図書館の新館建設計画:日本・台湾の合同チームによる設計(記事紹介)

台湾の聯合新聞網による2019年9月11日付けの記事で、台湾・新竹市が進めている市立図書館の新しい総本館の建設計画が紹介されています。

日本の平田晃久建築設計事務所と、台湾の郭旭原聯合建築師事務所の合同チームによる設計であり、新竹市の林智堅市長は任期内(現任期は2022年12月まで)の完成を目指すとしています。

設計コンセプトは「知識の峡谷」とあり、広い通路の両側に書架の壁が設けられること、天窓から自然光を取り入れる仕組みとなっていること、良好な通風環境を保つ工夫がなされていることが特徴として取り上げられています。

台日團隊打造竹市新總圖 「知識峽谷」引入風與光影(聯合新聞網, 2019/9/11)
https://udn.com/news/story/7324/4041783
※同館の完成予想図が掲載されています。

台日團隊攜手打造竹市新總圖 「知識峽谷」引入風與光影將成文化新地景(新竹市政府, 2019/9/11)
https://www.hccg.gov.tw/ch/home.jsp?id=30122&parentpath=0,16,30121&mcustomize=municipalnews_view.jsp&toolsflag=Y&dataserno=201909110010&t=MunicipalNews&mserno=201601300020

参考:
台湾・台中市が計画する“Taichung Green Museumbrary”が2019年9月に起工:図書館と美術館の複合施設
Posted 2019年8月27日
http://current.ndl.go.jp/node/38881

注目を集める台湾・桃園市立図書館の新館建設(記事紹介)
Posted 2019年8月21日
http://current.ndl.go.jp/node/38836