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宇宙物理学者のTwitter利用と研究成果発表 1日あたりのTweet数と発表論文数の間には弱い負の相関(文献紹介)

“Aslib Proceedings”誌の第66巻3号(2014年)に、モントリオール大学のStefanie Haustein氏らによる論文”Astrophysicists on Twitter: An in-depth analysis of tweeting and scientific publication behavior”が掲載されています。

この論文は37人のTwitterを利用している宇宙物理学者を対象に、そのTwitterの利用状況やTweetの内容と、研究成果発表や論文の被引用状況の関係を分析したものです。分析の結果、1日あたりのTweet数と論文発表数の間には有意な弱い負の相関関係があった一方、Retweet数と論文の被引用状況の間には有意な相関はなく、またTweet内容と論文抄録の内容との間の類似度も非常に低かったとのことです。

Stefanie Haustein, Timothy D. Bowman, Kim Holmberg, Isabella Peters, Vincent Larivière, (2014) “Astrophysicists on Twitter: An in-depth analysis of tweeting and scientific publication behavior”, Aslib Proceedings, Vol.66 Iss: 3
http://www.emeraldinsight.com/journals.htm?issn=0001-253X&volume=66&issue=3&articleid=17109361&show=abstract

参考:
コンピュータ・サイエンスの会議における研究者たちのTwitter利用分析(文献紹介) Posted 2014年4月4日
http://current.ndl.go.jp/node/25852