米ベライゾン社、“2000年世代”のエンターテイメント視聴の傾向に関するレポートを公表

2014年3月6日、米国の大手通信ベンダー、ベライゾン社が2000年代に成人を迎える“2000年世代”(millennials)のエンターテイメント視聴の傾向と特徴に関するレポート“Millennials & Entertainment”を公表しました。2013年11月に行われた、16歳から34歳までの顧客800人と、35歳から64歳までの顧客200人、計1000人に対するオンライン調査と、8人の2000年世代に対する、より詳細なインタビュー調査の結果が含まれているとのことです。

調査からわかった“2000年世代”の特徴として以下のような内容等が述べられています。

・オンデマンドはリアルタイムに取って代わられつつある。2000年世代は求めるコンテンツすべてにアクセスできることを求めている。
・2000年世代は視聴番組等の質に影響を与える特徴を求めている。
・有料放送を視聴しない40%近い2000年世代は、その理由を必要な番組はすべてオンラインで入手できるからと回答している。
・少なくとも65%の2000年世代はテレビを視聴しながら2番目のデバイスを使用している。しかし、2番目(あるいは3番目、4番目)のスクリーンでの活動内容はテレビ番組の内容とたいがい関係がない。75%がFacebook、73%がオンラインショッピング、49%がツイッター、43%が電子書籍を使用していると回答している。
・2000年世代が選択するブランドはエンターテイメントの消費方法と一致している。主要放送ネットワークは、2000年世代が選ぶブランドのトップ10に入らないが、米国の4大ネットワークは、他の世代のトップ10には入っている。2000年世代が選ぶブランドには、アマゾン社、アップル社、サムスン電子、Netflix社、Facebook等が含まれている。

Verizon Research Shows Millennials Expect Digital Media on Their Own Terms (Verizon, 2014/3/6)
http://newscenter.verizon.com/corporate/news-articles/2014/03-06-research-shows-millennials-expect-digital-media/

Millennials & Entertainment (PDF)
http://www.verizondigitalmedia.com/content/VerizonStudy_Digital_millennial.pdf