米国議会図書館(LC)の共同目録プログラム(PCC)のタスクグループがRDAの実装に関するディスカッションペーパーを公表

米国議会図書館(LC)の共同目録プログラムProgram for Cooperative Cataloging(PCC)のポリシー委員会(Policy Committee)が、目録規則RDA(Resource Description and Access)の実装に関するディスカッションペーパーを2011年4月5日付けで公表しています。PCC関係者間での議論のための提案として、次のようなことが示されています。
・現在行われている、LC等の国立図書館によるRDA実装テストの結果や、RDA実装についての国立図書館の判断に関わらず、PCC参加機関はRDAを採用すべき
・PCC参加機関による実装について期限は設けないため、RDAとその他の規則によるデータが併存する「ハイブリッド環境」となる

PoCo Discussion Paper on RDA implementation alternatives(2011/4/5付け)
http://www.loc.gov/catdir/pcc/PoCo-RDA-Discussion-Paper040511.pdf

PCCのサイト
http://www.loc.gov/catdir/pcc/

参考:
目録規則RDAが刊行
http://current.ndl.go.jp/node/16439