ドイツのフンボルト大学がCLOCKSSのアーカイブノードとして参加

2010年9月29日、学術情報資源の協同保存プロジェクト“CLOCKSS”が、ドイツのフンボルト大学が同プロジェクトのアーカイブノードとして参加したと発表しています。アーカイブノードとは、同プロジェクトの中で、図書館の購読タイトル・非購読タイトルを問わず、コンテンツを収集、保存を担当し、いかなる出版社からも入手不可能となったコンテンツを、アーカイブから復元し、ウェブ上であらゆる人が自由に入手できるようにする機関を意味するとのことです。なお、今回のフンボルト大学の参加により、アーカイブノードは世界で12機関となり、日本からはすでに国立情報学研究所(NII)が参加しているとのことです。

CLOCKSS adds its 12th archive node at Humboldt University, Berlin (2010/9/29付け CLOCKSSのニュース)
http://www.clockss.org/clockss/News

参考:
E1065 – 国立情報学研究所オープンハウス2010<報告>
http://current.ndl.go.jp/e1065

英国の王立協会と王立化学協会が“CLOCKSS”に参加
http://current.ndl.go.jp/node/15232