CA1764 – ライデン大学図書館特別コレクション室における研究促進とデジタル化 / 奥田倫子

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カレントアウェアネス
No.311 2012年3月20日

 

CA1764

 

 

ライデン大学図書館特別コレクション室における研究促進とデジタル化

 

はじめに

 写本や文書資料等は、唯一無二であるという点で一般的な図書館資料とは異なる。また、装丁や来歴、コレクション構成に歴史的重要性が見出される資料群は、その特性が維持されることが望ましい。そのため、このような資料は、多くの図書館で「特別コレクション」などと呼ばれて一般資料とは異なる管理や提供が行われてきた。

 近年、特別コレクションは各館の重要な資産であるということが再認識されている。図書館経営という視点から見た場合、関連する研究を促進したり、展示会や広報誌刊行等のPR活動に用いたりすることにより、各館の存在感を社会に示すことができるからである。一方、図書館サービスのオンライン化、学術環境のデジタル化は、特別コレクション室の業務の再編を促している。

 本稿では、筆者が2009年8月から2011年8月まで滞在したオランダ・ライデン市にある、ライデン大学図書館特別コレクション室の近年の取組みについて、研究促進とPR活動、学術環境のデジタル化とそれへの対応という視点から見ていく。

 

1. 図書館概要・所蔵資料

 ライデン大学は、オランダがスペインによる支配から解放されてまもない1575年に設立された。近隣の西欧諸国で絶対君主による統制が強まる中、共和国オランダのライデンには欧州各地から進歩的な学者が集まり、宗教・思想・学問の自由を謳歌した。

 ライデン大学図書館は1587年に設置された。以来4世紀余、海洋貿易の発展や植民地経営を背景に、多様な文化圏の多様な形態の資料を蓄積してきた。1980年代に現在の図書館本館が竣工し、目録の機械化が始まる。2007年から、建物改修を伴った組織と業務の再編が進行中である。2009年には、各学部が維持していた図書館が、医学部図書館を除いて統合され、2012年現在、本館と4つの分野別図書館で、図書約300万冊、電子ジャーナル約3万タイトル、電子書籍約100万冊等が提供されている (1)。職員数は、2010年には、フルタイム換算値(FTE)で117.2人である(2)

 ライデン大学図書館特別コレクション室は、本館南棟の3階にある。平日の9時から17時半まで、ライデン大学の学生・教職員に開放されている。他大学の学生・教職員も、国籍を問わず、利用証を申請すれば閲覧が可能である(図1参照)。同室の運営は、コレクション専門司書課とコレクションサービス課という2つの課からなる特別コレクション部が行っている。2012年1月現在、コレクション専門司書課にはFTEで5.8人、コレクションサービス課には14.0人配置されている(3)

 

図1 特別コレクション室の利用風景

図1 特別コレクション室の利用風景

 

 特別コレクション室の主たる資料群として、写本、大学関係文書、書簡、中世オランダ語資料を中核とする西洋写本コレクション、インキュナブラを含む1801年以前の西洋刊本コレクション、ライデンで活躍した学者が所蔵していた中近東言語資料と彼らの著作を中核とするオリエンタル・コレクション、オランダ勢力下にあった東南アジア地域の書籍・行政文書コレクション、および写真・版画・絵画コレクションがある。日本との関係でいえば、長崎・出島のオランダ商館員によって収集された明治以前の日本の地図や刊本約1,000点が、同室の所管である。19世紀に日本から渡り、同地での日本学成立の契機となった資料群である(4)

 

2. 研究促進とPR活動―スカリヘル研究所―

 特別コレクションに含まれる資料についての研究促進は、2000年頃から、当時の文学部(現・人文学部)と大学図書館が共同で取り組んできた。2000年6月に、大学設立425年を記念して、文学部と大学図書館とが共同でスカリヘル研究所(Scaliger Instituut)を新設した。

 スカリヘル研究所は、広く学内外の研究者に特別コレクションを対象とする研究を動機付けるため、2001年から助成事業を開始した。この助成事業においては、研究者に金銭的な援助をするだけでなく、作業スペースの提供や、同分野・関連分野の教職員、学生との交流機会を設けるなどの環境面での支援を行っている(5)

 2003年からは、研究所主体の研究・教育プロジェクトも展開している。2003年から2006年にかけて行われた「知の源泉」(bronnen van kennis)というプロジェクトでは、人文系の教職員と専門知識を持つ図書館職員とが協力して、特別コレクション室が所蔵する古い書物や文書資料から、学びの場としてのライデン大学の歴史を描きだすことを試みた(6)。現在は、大学草創期に活躍した3人の人文主義者の書簡の出版プロジェクトが進行中である(7)。スカリヘル研究所の事業主旨にはオランダ国内の大手学術出版社も賛同しており、2006年からライデンを拠点とする出版社ブリルが、2012年には新たにエルゼビア社が、スカリヘル研究所の事業の協力者として、独自の研究助成枠を設け、研究所を通じて助成対象者の募集を行っている(8)

 また、これらの助成事業や研究プロジェクトによって得られた最新の研究成果を広く社会に還元するため、広報誌“Omslag”の刊行も2003年に始められた(9)。さらに、エントランスホールを改修して展示スペースを設け、2010年からは、特別コレクションの企画展を年4回開催している。オープニングイベントでは、「図書館友の会」会員やライデン大学基金(Leiden Universiteits Fonds)その他の寄付団体のメンバーを招き、展示会を企画した図書館職員自ら資料についての講演を行うなど、特別コレクションを一般市民にも広く知ってもらい、大学への支持や支援を拡大するための活動に一層力が入れられている(図2参照)。

 

図2 一般市民向けに行われた所蔵資料の紹介イベント

図2 一般市民向けに行われた所蔵資料の紹介イベント

 

3. デジタル化―「情報計画」―

 助成事業やPR活動によって特別コレクションの研究は促進されるかもしれないが、それだけで、大学が望むような優れた研究業績が約束されるわけではない。どのような資料があり、どうしたら利用できるのか、何故そこにあり、他のどのような資料と関係しているのか、過去に作成された目録はないか、先行研究はあるかなど、資料に関する情報が十分に開示され、ライデン大学の研究者も外国の研究者も、キャリアを積んだ研究者も若手研究者も、既存の知識に平等にアクセスし、新しい成果に向かって公平な競争ができる環境が整えられなければならない。そのような、特別コレクションの利用提供における「完全な透明性」(volledig transparant)の達成を目指して、所管資料と関連する二次情報、および検索ツールをオンラインで提供していく方針を明文化したのが、2008年に特別コレクション部が策定した「情報計画」(10)である。

 「情報計画」は、教育・文化・科学省(Ministerie van Onderwijs, Cultuur en Wetenschap)の助成プログラム「方針あるデジタル化」(Digitaliseren met Beleid)に応募する形で策定された、ライデン大学図書館が所蔵する特別コレクションのデジタル化についての包括的な中期計画であり、ライデン大学図書館内では、大学図書館全体の学術情報戦略計画の下位計画として位置づけられているものである(11)。「情報計画」では、現在の特別コレクション部とスカリヘル研究所の機能を統合し、デジタル化資料と原資料の両方を研究者が最適な方法で利用できる「ライデン大学特別コレクション研究センター」(Leiden University Special Collections Research Centre)が構想されている(12)

 「情報計画」が定めるデジタル化に当たっての基本方針は、資料群レベルから個別資料レベルへ、所蔵資料についての情報公開を段階的に拡大するというものである(13)。既に、デジタルコンテンツ提供のためのシステムとしてEx Libris社のDigitoolが導入されていたため、インターネット上でのサービス提供は同システムを用いて行われることを前提としていた。また、「情報計画」は、書誌情報やメタデータの作成に関して、従来の独自基準に換えて、標準技術への準拠を方針としている。オランダでは、DEN財団(14)が運営する技術情報データバンクなどによって、標準技術の情報が共有されており、「情報計画」もこれに基づいて採用するメタデータ標準を決定している(15)。まず、資料群レベルの記述を、EAD(16)の形式に拠って、全資料群について整備した。次に、個別資料ごとの書誌を、MARC21形式で整備することとした。デジタルオブジェクトについてはMETS(17)とMIX(18)に、翻刻データはTEI(19)に拠っている。また、OAI-PMHで他機関とのデータ交換ができるようにした(CA1690参照)。デジタル画像の作成にあたっては、保存用、提供用、サムネイルの3種類の画像を作成し、そのうち保存用ファイルをアムステルダムのデータセンターで保管、バックアップを取ることとしている。また、デジタルデータの長期保存については、オランダ王立図書館やオランダの学術情報の収集・提供機関であるDANSと連携している(20)。デジタル化された特別コレクションは、専用のポータルサイト “Digital Special Collections”(21)で閲覧することができる。

 特筆すべき点は、「情報計画」の執行にあたって、専門司書(conservator)が重要な役割を果たしているという点である。オランダ語で“conservator”は、英語の“curator”にあたり、博物館の学芸員のように、物としての資料について専門知識を持った司書のことを指す。ライデン大学図書館では、従来からこの専門司書が特別コレクションに含まれる資料の選書・購入、書誌その他の資料に関する情報の作成・提供、教職員との連絡役(リエゾン)、来賓対応を職務としてきた。専門司書は、資料群ごとに1人または2人いるが、必ずしも常勤であるとは限らず、2012年1月現在、資料群ごとの専門司書の人数は、FTEで各々、西洋写本1.0人、西洋刊本0.9人、オリエンタル・コレクション0.9人、版画・絵画資料0.8人、文書資料0.5人、地図資料0.5人、写真資料0.5人、南・東南アジア資料0.5人、中国・日本資料 0.2人である。

 「情報計画」の方針に沿ってデジタル化を進めていくに当たり、専門司書は、資料群ごとのデジタル化のプロジェクトマネージャーを任されている。プロジェクトマネージャーを専門司書が行うことは、「情報計画」に明記されているわけではないが、資料と資料についての調査ツールを最もよく知る人材が、プロジェクトを計画・指揮すれば、デジタル化すべき資料や調査ツールの優先順位付け、デジタル化方法の選択、メタデータの作成等を的確に行うことができるだろうという、組織としての判断である(22)

 このようなデジタル化プロジェクトにおける専門司書の活躍は、彼らが蓄積してきた知識の公開につながり、特別コレクションの研究促進にとってプラスに働いているが、一方で新たな問題も起きている。専門司書がフルタイムに近く配置されている資料群でのみ、デジタル化や研究利用が進み、それ以外の資料群については整備が遅れるという、資料群間の格差である。現在、特別コレクション室が所管する資料の中では、19世紀に収集された日本古典籍資料について、整備の遅れが深刻なように感じた。

 「情報計画」の実施により、専門司書以外の特別コレクション部職員も多忙になった。従来、所蔵情報の確認など定形的なレファレンス回答を含む閲覧サービスを担当していた職員は、現在、それに加えて、デジタル化プロジェクトの一員として、デジタル画像の登録、メタデータの入力・変換作業等を担当している。保存担当職員は、従来からの修復業務に加え、デジタル化のための撮影準備を行っている。

 

4. ボーンデジタル特別コレクションの構築

 ライデン大学特別コレクション部は、今後、紙を主体とする従来の資料に加えて、ボーンデジタル資料の特別コレクション構築にも取り組もうとしている(23)。これは、ライデンで活躍した学者や知識人の旧蔵書や文書類を基礎として蔵書構築を行ってきた歴史を踏まえ、学術情報がデジタルで生み出される今日にあって、それらと同等の価値を持つデジタル情報を積極的に収集していこうとするものである。

 2011年6月にアムステルダム大学の文化情報学課程に在籍する大学院生ショルテンス(Marloes Scholtens)氏が、インターンとしてライデン大学に勤務し、オランダ大学図書館・王立図書館コンソーシアム(Universiteitsbibliotheken & Koninklijke Bibliotheek)の名義で提言をまとめた(24) 。出版物ではないユニークな資料の収集・保存についての提案であるため、本提言は、アーカイブズ学の知見も踏まえ、「何を」「いつ」収集し、「いつまで」保存するかという点について、緻密に議論している。

 提言は、大学の特別コレクション部が蔵書構築の上で考慮すべきボーンデジタル資料を、大学内で生み出される資料(研究成果物や大学が発信する情報、教員が作成した文書や草稿など)と、大学外で生み出される学術的・資料的価値の高い資料(作家や芸術家が遺した電子記録や専門性の高いウェブサイト、ソーシャルメディアなど)という2つのカテゴリーに大別し、それぞれについて国内外の収集・短期保存の取組みと長期保存の取組みとをレビューした。その上で、オランダ国内の大学図書館の特別コレクション部門は、今後、収集すべきボーンデジタル資料の選別や、それらの記述書誌の作成、および利用提供環境の整備に積極的に関与すべきとしている。特に、国内の既存プロジェクトや大学の機関リポジトリが収集対象とも長期保存対象ともしていない大学内で生み出される資料群(教員が作成した文書や草稿など)について、まず効率的な収集の仕組みを検討すること、次に収集したデジタル資料について数年間を目途とする短期的な保存計画を策定することを推奨している。一方、大学外で生まれるボーンデジタル資料については、各大学図書館の従来の資料構築方針との整合性や既存コレクションの特色等を勘案し、他機関と重複を避けた効率的な収集を行うこと、また「収集」は必ずしも所蔵を意味するものではなく、「アクセス提供」という形で大学のコレクションとすることもできるとしている。

 これらのいずれのカテゴリーについても、紙資料よりも消失・改変されやすいデジタル情報の特徴に鑑み、文書や記録の作成者と協力的な関係を築き、作成後できるだけ早く収集する仕組みを作ることを奨励している。一方で、収集した資料の長期保存については、今後、十分なコスト計算が行われるべきとし、必ずしも各大学図書館が取り組むのではなく、オランダデジタル保存連合(Nationale Coalitie Digitale Duurzaamheid)などの機関横断的な組織と協力して進めることが可能であるとする。

 提言の策定と並行して、ライデン大学図書館は、4人の教員にインタビューを行い、教員アーカイブズの構築可能性を検討した。その結果、一定のガイドラインさえ用意できれば、教員が作成した電子記録の保存は比較的容易に実施可能であるという結論が出ている(25)

 

5. おわりに

 本稿では、ライデン大学図書館特別コレクション室の近年の取組みについて、研究促進とPR活動、学術環境のデジタル化とそれへの対応という視点から見てきた。スカリヘル研究所による研究促進の取組みや、「情報計画」に基づくデジタル化は、一定の成果を上げつつあり、2011年に本格的な検討が始まったボーンデジタル特別コレクションの構築についても、今後、関連各機関と協力して体制整備が進むことが見込まれる。

 2011年には、「情報計画」の上位計画に当たるライデン大学図書館全体の新たな中期戦略計画が発表された。そこでは、ライデン大学の特別コレクションが、オランダのみならず世界的にも価値ある資料であり、大学の存在感をより強く社会に示すために重要な資産であることが繰り返されている。この新しい中期戦略計画に拠れば、今後5年間、特別コレクションについては、ライデン市内の他の文化施設とも協力しながら一般市民にも開かれたイベントの開催を増やすなど広報に一層の努力を払うとともに、オランダ大学図書館・王立図書館コンソーシアム、高等教育・研究機関の共同組織であるSURF財団等の国内機関と協力して特別コレクションのデジタル化を進め、また、オクスフォード大学ボードリアン図書館、英国図書館、プリンストン大学図書館、バチカン図書館と連携して、研究成果の高度化を図っていくということである(26)。ライデン大学図書館特別コレクション室の今後のさらなる前進に期待したい。

関西館電子図書館課:奥田倫子(おくだ ともこ)

 

(1) “Leiden University Library”. Wikipedia.
http://en.wikipedia.org/wiki/Leiden_University_Library, (accessed 2012-01-23).
“De bibliotheekorganisatie van de Universiteit Leiden”. Universiteit Leiden.
http://bibliotheek.leidenuniv.nl/bibliotheeklocaties/organisatie-locaties/over-ub-leiden.html, (accessed 2012-01-30).
なお、電子ジャーナルの購読契約は、オランダ大学図書館・王立図書館コンソーシアムが一括して行っている。電子版の購読契約に付随して送付される紙媒体1部の保存を、分野に応じて各大学図書館が分担している。例えば、ライデン大学図書館は、言語・文化分野の学術雑誌のみ紙媒体で保存している。一方、オランダ王立図書館は電子版の長期保存を担当している。
“Collectieplan Bibliotheekcollecties Universiteit Leiden: Deel 1 Bibliotheekcollecties in het algemeen”. Universiteit Leiden. 2008-10-01.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/Collectieplan%20Deel%20I%20-%2001-10-08.pdf, (accessed 2012-01-20).

(2) “Universitaire Bibliotheken Leiden Jaarverslag 2009 en 2010”. Universiteit Leiden, 2011-07.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/Jaarverslag-UBL-2009-10.pdf, (accessed 2012-01-27).

(3) 2012年1月13日にコレクションサービス課長ホリウェルダ(Matthiijs Holwerda)氏から電子メールでお知らせいただいた内容に基づく。また、ライデン大学図書館の機構図は以下に掲載されている。
“Organogram”. Universiteit Leiden.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/organogram-ubl.pdf, (accessed 2012-01-27).

(4) “Bijzondere collecties”. Universiteit Leiden.
http://www.bibliotheek.leidenuniv.nl/bijzondere-collecties/, (accessed 2012-01-30).
各コレクションについての詳細な記述は、ライデン大学図書館が提供するデータベースから得られる。
Universiteit Leiden Bibliotheken. “Digital Special Collections”.
https://socrates.leidenuniv.nl/R/?func=search-simple&local_base=gen01-disc, (accessd 2012-01-30).
また、19世紀に日本から渡った資料は、ライデン大学図書館のほか、ライデン国立民族学博物館、ライデン大学植物学研究所などにも所蔵されている。

(5)“Scaliger fellowship”. Scaliger Instituut Universiteit Leiden Bibliotheken.
http://bibliotheek.leidenuniv.nl/bijzondere-collecties/scaliger-instituut/onderzoek/scaliger-fellowship.html, (accessed 2012-02-13).

(6) このプロジェクトの成果は、2006年に出版された。
Hoftijzer, Paul G. et al., eds. Bronnen van kennis: wetenschap, kunst en cultuur in de collecties van de Leidse Universiteitbibliotheek. Primavera Pers, 2006, 279p.
なお、“Bronnen van kennis” は現在もスカリヘル研究所の研究・教育活動全体の標語となっている。

(7) “Jaarverslag 2009”. Scaliger Instituut.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/jaarverslag-scaliger-2009.pdf, (accessed 2012-02-13).

(8)“Brill fellowship”. Scaliger Instituut Universiteit Leiden Bibliotheken. 2010-08-27.
http://www.bibliotheek.leidenuniv.nl/bijzondere-collecties/scaliger-instituut/onderzoek/brill-fellowship.html, (accessed 2012-02-13).
“Elsevier fellowship”. Scaliger Instituut Universiteit Leiden Bibliotheken. 2012-01-17.
http://www.bibliotheek.leidenuniv.nl/bijzondere-collecties/scaliger-instituut/onderzoek/elsevier-fellowship.html, (accessed 2012-02-13).

(9) “Omslag”のバックナンバーは下記URLに掲載されている。
“Omslag”. Scaliger Instituut Universiteit Leiden Bibliotheken.
http://bibliotheek.leidenuniv.nl/bibliotheeklocaties/universiteitsbibliotheek/publicaties/omslag.html, (accessed 2012-02-13).

(10) “Informatieplan: Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden”. Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden. 2010-08-27.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/Informatieplan.pdf, (accessed 2012-01-30).

(11) 「情報計画」策定当時の大学図書館全体の戦略計画は、“Voor onderwijs en onderzoek: Beleidsplan wetenschappelijke informatie & bibliotheekvoorzieningen Universiteit Leiden 2006-2010”であるが、既にインターネット上で入手不可となっている。2011年以降は以下の通り。
“Partner in kennis: Universitaire Bibliotheken Leiden Meerjarebeleidsplan 2011-2015”. Universiteit Leiden. 2011-07.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/meerjarenbeleidsplan-ubl-2011-2015.pdf, (accessed 2012-01-25).

(12) “Informatieplan: Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden”. Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden. 2010-08-27.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/Informatieplan.pdf, (accessed 2012-01-30).

(13) “Informatieplan: Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden”. Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden. 2010-08-27.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/Informatieplan.pdf, (accessed 2012-01-30).

(14) Stichting DEN (Digitaal Erfgoed Nederland)。文化財に関係する情報通信技術を博物館、美術館、文書館、図書館に提供することを目的として設立された財団である。
DEN. http://www.den.nl/, (accessed 2012-01-30).

(15) “Informatieplan: Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden”. Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden. 2010-08-27.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/Informatieplan.pdf, (accessed 2012-01-30).

(16) Encoded Archival Descriptionの略。目録、索引などの検索手段やその他資料に関する情報を符号化するための国際規格である。米国議会図書館が維持している。
EAD: Encoded Archival Description Version 2002 Official Site.
http://www.loc.gov/ead/, (accessed 2012-01-30).

(17) Metadata Encoding & Transmission Standardの略。デジタルオブジェクトについての記述、管理、構造メタデータをXML形式で符号化するための標準である。米国議会図書館が維持している。
Metadata Encoding & Transmission Standard.
http://www.loc.gov/standards/mets/mets-home.html, (accessed 2012-01-30).

(18) Medadata for Image in XMLの略。デジタル静止画像の技術情報をXML形式で符号化するための標準である。米国議会図書館が維持している。
Medadata for Image in XML. http://www.loc.gov/standards/mix/, (accessed 2012-01-30).

(19) Text Encoded Initiativeの略。人文科学のテキストをXML形式で符号化するための標準である。TEIコンソーシアムによって維持されている。
TEI: Text Encoding Initiative.
http://www.tei-c.org/index.xml, (accessed 2012-01-30).

(20) “Informatieplan: Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden”. Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden. 2010-08-27.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/Informatieplan.pdf, (accessed 2012-01-30).

(21) “Digital Special Collections”. Universiteit Leiden Bibliotheken.
https://socrates.leidenuniv.nl/R/?func=search-simple&local_base=gen01-disc, (accessd 2012-01-30).

(22) 2012年1月13日にコレクションサービス課長ホリウェルダ氏から電子メールでお知らせいただいた内容に基づく。

(23) “Informatieplan: Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden”. Sector Bijzondere Collecties Universiteitsbibliotheek Leiden. 2010-08-27.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/Informatieplan.pdf, (accessed 2012-01-30).
“Partner in kennis: Universitaire Bibliotheken Leiden Meerjarebeleidsplan 2011-2015”. Universiteit Leiden. 2011-07.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/meerjarenbeleidsplan-ubl-2011-2015.pdf, (accessed 2012-01-25).

(24) Scholtens, Marloes. “Born-digital Bijzondere Collecties”. Nationale Coalitie Digitale Duurzaamheid. 2011-06-17.
http://www.ncdd.nl/documents/UKBBornDigitalBijzCollecties_FINAL.pdf, (accessed 2012-01-10).

(25) Scholtens, Marloes. “Born-digital Bijzondere Collecties”. Nationale Coalitie Digitale Duurzaamheid. 2011-06-17.
http://www.ncdd.nl/documents/UKBBornDigitalBijzCollecties_FINAL.pdf, (accessed 2012-01-10).

(26) “Partner in kennis: Universitaire Bibliotheken Leiden Meerjarebeleidsplan 2011-2015”. Universiteit Leiden. 2011-07.
http://media.leidenuniv.nl/legacy/meerjarenbeleidsplan-ubl-2011-2015.pdf, (accessed 2012-01-25).

 

Ref:

Otterspear, Willem. The Bastion for Liberty: Leiden University Today and Yesterday. Leiden University Press. 2008. 312p.

“Scaliger Instituut”. Universiteit Leiden.
http://www.bibliotheek.leidenuniv.nl/bijzondere-collecties/scaliger-instituut/, (accessed 2012-01-10).

 


奥田倫子. ライデン大学図書館特別コレクション室における研究促進とデジタル化. カレントアウェアネス. 2012, (311), CA1764, p. 7-11.
http://current.ndl.go.jp/ca1764