情報検索

京都大学、デジタルアーカイブシステム(Peek)の新版を試験公開

2018年7月30日、京都大学は京都大学研究資源アーカイブの資料を閲覧・検索するためのオンラインサービス、京都大学デジタルアーカイブシステム(Peek)の新版を学外向けに試験公開しました。

新Peekでは画面デザイン等が一新されているほか、「地図からさがす」、「年表からさがす」といった新機能も提供されています。

Peek 京都大学デジタルアーカイブシステム
https://peek.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/app/

京都大学研究資源アーカイブ(トップページ「お知らせ」に2018年7月30日付けで新システム公開の情報を掲載)
http://www.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/

E2022 - ヒューリスティクスを踏まえた情報探索とは<文献紹介>

ヒューリスティクス(heuristics)は,「問題解決,学習,発見に利用可能な類似の事例における経験に基づく意思決定」と一般的に理解されている。例えば,検索エンジンの検索結果を参照する際に上位10個のページにアクセスが集中する。これは経験則的に,結果の上位に挙がったものが求めている情報との関連性が高いと検索者が考えるためである。

トーハンの電子書籍サービス「Digital e-hon」がサービス終了 本・雑誌コンテンツについては購入金額相当のポイントに変換

2018年4月16日、トーハンの電子書籍サービス「Digital e-hon」が、2018年4月27日を以てサービスを終了することを発表しました。

Digital e-honには本・雑誌コンテンツと医学文献コンテンツがありますが、前者については2018年7月31日までダウンロード・閲覧できるものの、以降は閲覧等もできなくなるとのことです。代替として、コンテンツ購入者には、購入時の金額相当のDigital e-honポイントが付与されます。同ポイントは電子書籍サイト「Book☆Walker」等、他サービスのポイントにさらに変換可能とのことです。医学文献コンテンツについてはサービス終了後も、ダウンロード済みのコンテンツが継続して閲覧でき、ポイント交換等は行われないとのことです。

なお、医学文献検索サービス「医中誌パーソナルWeb(Digital e-hon版)」についても2018年5月31日でサービスを停止するとされています。

図書館情報学教育のトレンド、課題、機会:Carol Tenopir教授へのインタビュー(記事紹介)

Elsevier社のLibrary Connectブログに、2018年3月23日付けでテネシー大学ノックスビル校のCarol Tenopir教授へのインタビューに基づく記事”Trends, challenges and opportunities for LIS education: an interview with Carol Tenopir”が掲載されています。Tenopir教授は情報アクセス・検索、電子出版、学術情報流通等の分野で多くの業績を成した研究者です。

インタビューではTenopir教授自身のキャリアの話題からはじまり、オープンサイエンスが図書館情報学教育に与える影響、図書館情報学教育が今日、直面している課題、今後10~15年で図書館情報学専門職はどうなっていくか、といったトピックについて尋ねています。

生物医学分野の非営利助成機関の団体Health Research Alliance(HRA)、オープンサイエンスのための新しいプラットフォーム“HRA Open”を公開

2018年3月12日、生物医学分野の非営利助成機関の団体Health Research Alliance(HRA)は、米国国立医学図書館(NLM)、figshare、Dimensionsなどとの連携協力により、オープンサイエンスのための新しいプラットフォーム“HRA Open”を、研究成果の公開・共有プラットフォームfigshare上に立ち上げたことを発表しました。

HRA Openでは、HRAの加盟機関から助成を受けた研究者は、助成による研究成果のうち、出版物をPubMed Central(PMC)に登載し、それ以外の図表やデータセットなどの研究成果をHRA Openにアップロードして共有することができます。また、助成金のデータベースを検索して、受給した助成金とそれによる研究成果とを結びつけることができます。

PMCへの出版物の登載は、NLMとの連携により実現しています。NLMへはHRAの加盟機関の助成金とそれを受給した研究者のデータが提供され、出版物や研究成果へのアクセスを促進するために利用されます。

Digital Science社、新たな研究ディスカバリープラットフォーム“Dimensions”の提供を開始

2018年1月14日、Digital Science社が新たな研究ディスカバリープラットフォーム“Dimensions”のサービス提供を開始しました。

DimensionsはDigital Science社傘下の6つの部門(Altmetric、Digital Science Consultancy、Figshare、Readcube、Symplectic、ÜberResearch)及び100以上の大学・研究助成機関の協働によって生まれたサービスで、約8,600万件の学術論文・図書の書誌情報に加え、8億6,000万件以上の引用情報、約1兆2,000億ドル相当の研究助成情報、3,400万件の特許情報を含み、さらにそれら相互の関係に関する37億件のリンクや、研究評価指標、オルトメトリクス等の情報も含んでいるとのことです。

2018年中は文献・引用等の単純な検索等は無料で行えるとのことです。その他に有料サービスとして、研究機関向けに研究助成情報、臨床試験情報、特許情報等の多様なコンテンツを含んだDimensions Plusや、研究助成機関等向けにDimensions内の情報の分析・可視化ツールDimensions Analyticsを提供するとしています。

CA1906 - ドイツデジタル図書館(DDB)の沿革とサービス / 丸本友哉

 ドイツデジタル図書館(Deutsche Digitale Bibliothek:DDB)(1)は、ドイツを代表するデジタル資料のポータルサイトである。連邦と各州の2系統の財源でまかなわれる同名の公的機関がその運営に当たっている(2)。この機関は、ドイツの文化・学術機関が発信するデジタル情報を連続的かつ相互にリンクしてアクセス可能にするという目標のもと(3)、Europeana(CA1785CA1863参照)(4)を支えるアグリゲーターとしての役割を果たしながら、同時に独立したサービスを展開している。サービスは上記のポータルサイトのみならず、外部プログラムにデータを提供するウェブAPI機能、文化・学術機関を幅広く紹介する「カルチャーマップ」(Kulturlandkarte)、協力機関向けの情報を提供するウェブサイト、資料のデジタル化プロジェクト等に関わるコンサルティングにまで及んでいる(5)

CA1905 - フランス国立図書館の電子図書館Gallicaの20年 / 服部麻央

 フランス国立図書館(BnF)が運営する電子図書館Gallicaは、2017年10月に20周年を迎える。GallicaはBnFとその提携機関のデジタルコンテンツを420万点以上収録するデータベースである。収録資料の内訳は、図書約52万点、新聞・雑誌約185万点、手稿約9万点、画像資料約117万点、楽譜約4万7,000点、録音資料約5万点、硬貨をはじめとする博物資料約35万7,000点、地図資料約12万8,000点、動画18点となっている(1)

【イベント】ACM-SIGIR 2017(東京・8/7-11)

2017年8月7日から11日にかけて、コンピュータ分野の国際学会、Association for Computing Machinery(ACM)の情報検索に関する分科会、SIGIRが、新宿・京王プラザホテルで開催されます。

ACM-SIGIRは情報検索に関する国際会議としては世界最大級のもので、日本での開催は今回が初めてとのことです。

SIGIR2017 The 40th International ACM SIGIR Conference on Research and Development in Information Retrieval
http://sigir.org/sigir2017/

国立国会図書館、「国立国会図書館サーチの外部提供APIの利用に関する調査報告」を公開

2017年4月21日、国立国会図書館は、「国立国会図書館サーチの外部提供APIの利用に関する調査報告」を公開しました。

この調査は、国立国会図書館サーチの外部提供APIサービスに関するニーズ等を把握するとともに、今後実施すべき事項の検討課題について整理することを目的としています。調査では、APIユーザを対象としたアンケートを実施し、また問合せ内容・API利用申請内容・アクセス統計を整理しています。

報告では、外部提供APIサービスの利用自体は多いこと、国立国会図書館サーチのAPIを利用している理由に、取得できるメタデータの量や収録範囲の広さを挙げる回答が多かったこと、図書館パッケージシステムでNDL-OPACのデータ取込機能を実装するなど、図書館システム等で機能実装する用途のAPI利用申請が最も多いこと、書影画像の提供、検索項目や出力形式の拡張等に関する要望が一定程度あることなどを明らかにしています。

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