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Elsevier社、査読済み論文の新たなオンラインプラットフォーム“ScienceDirect AI”を開設

2025年3月12日、Elsevier社が、査読済み論文の新たなオンラインプラットフォーム“ScienceDirect AI”を開設したと発表しました。ScienceDirectに掲載されている何百万もの文献について、生成AIを用いて即座に、抽出・要約・比較することを可能とすることで、研究者の文献調査に掛ける時間を半減させると同時に、より良い結果を得られるように設計されているとあります。Elsevier launches ScienceDirect AI to transfo...

E2772 – 読書案内「新書マップ4D」の開発経緯とサービス概要

カレントアウェアネス-ENo.497 2025.02.27 E2772読書案内「新書マップ4D」の開発経緯とサービス概要特定非営利活動法人連想出版・阿辺川武(あべかわたけし)ウェブサイト「新書マップ」は、NPO法人連想出版が運営する新書の読書案内サービスであり、約2万4,000冊の新書とその概要、目次を提供している。2004年に公開して以来、新刊書や新書に関するコラムを毎月追加しており、新書を選ぶときの参考として、さらに教育の現場などでも利活用されている。2024年12月に既...

国立国会図書館(NDL)、「みなサーチ」で提供している全文テキストデータの提供点数が300万点を超える

2025年2月17日、国立国会図書館(NDL)が視覚障害者等を対象として「みなサーチ」(国立国会図書館障害者用資料検索)で提供している、デジタル化資料の全文テキストデータが300万点を超えたと発表しました。全文テキストデータとは、NDLの所蔵資料をデジタル化した画像データから、OCR(光学的文字認識)処理により作成したテキストデータです。全文テキストデータの対象資料は、図書については1987年までに出版されたもの、雑誌については2000年までに出版されたものが中心で、博士論文...

米国学術団体評議会(ACLS)、“China Studies Digital Archives Mapping Project”の新ウェブサイトを公開

2025年1月28日、米国学術団体評議会(ACLS)が“China Studies Digital Archives Mapping Project”の新たなウェブサイトを公開したと発表しました。“China Studies Digital Archives Mapping Project”は、中国研究に関する一次資料等へのアクセスを強化・拡大することを目的としたACLSのプロジェクトです。公開されたウェブサイトでは、中国研究のためのオープンデータベースに関するガイドや、機関...

米・ワシントンポスト紙、生成AIツール“Ask The Post AI”を公開

2024年11月7日付けの米・ワシントンポスト紙のブログ記事で、生成AIツール“Ask The Post AI”の公開について発表されています。発表によると、これは、ユーザーが入力した質問に対して、同紙の2016年以降のニュース記事を基に、大規模言語モデル(LLM)を用いて生成された回答を表示するツールです。回答には、生成に当たって参照された記事へのリンクが示されます。The Washington Post Launches “Ask The Post AI,” a New ...

LINEヤフー株式会社、「Yahoo!知恵袋」で過去のベストアンサーを参照してAIによる独自の回答を生成する機能を提供開始

2024年9月26日、LINEヤフー株式会社は、同社が運営する「Yahoo!知恵袋」で、過去のベストアンサーを参照してAIによる独自の回答を生成する機能「みんなの知恵袋」の提供を開始したと発表しました。発表によるとこの機能は、ユーザーが入力した質問文をOpenAIの生成AIによって解析し、「Yahoo!知恵袋」に蓄積されてきた過去の類似質問に対するベストアンサー最大5件を参照して新たな回答を生成するものです。回答には参照したベストアンサーが付いたQ&AページのURLが表示され...

米国学術団体評議会(ACLS)、中国研究に関するオープンデータベースや無料のリソースをまとめたリサーチガイドを公開

2024年9月19日、米国学術団体評議会(American Council of Learned Societies:ACLS)が、中国研究に関するオープンデータベースや無料のリソースをまとめたリサーチガイドを公開しました。発表によると、同ガイドは、中国研究に関する一次資料や情報源のコレクションへのアクセスを強化・拡大することを目的としたACLSのプロジェクト“China Digital Archives Mapping Project”の一環として作成されました。Open ...

CA2068 – 新しい「国立国会図書館サーチ」への統合に至る道のり / 川島隆徳

PDFファイルカレントアウェアネスNo.361 2024年9月20日CA2068新しい「国立国会図書館サーチ」への統合に至る道のり電子情報部電子情報サービス課:川島隆徳(かわしまたかのり) 2024年1月5日、国立国会図書館は統合的な検索サービスである「国立国会図書館サーチ」(1)(NDLサーチ)を公開した。本稿では、主にシステム面に着目し、開発の背景と実装について述べたい。1. NDLサーチの概要 NDLサーチは、当館の蔵書目録「国立国会図書館オンライン」(NDLオンライン...

日本新聞協会、「生成AIにおける報道コンテンツの無断利用等に関する声明」を公表

2024年7月17日付けで、一般社団法人日本新聞協会が、「生成AIにおける報道コンテンツの無断利用等に関する声明」を公表しました。声明では、ウェブ上の検索に連動させてAIが回答を生成する、検索連動型の生成AIサービスについて強い懸念が示されています。生成AIにおける報道コンテンツの無断利用等に関する声明(日本新聞協会, 2024/7/17)参考:文化庁、「AIと著作権に関する考え方について」を公表

横浜市中央図書館、企画展示「AIで図書館の本を探そう」を開催

2024年6月21日から7月15日まで、横浜市中央図書館(神奈川県)が、企画展示「AIで図書館の本を探そう」を同館内で開催します。横浜市立図書館のシステムリニューアル、蔵書検索ページの新機能や、蔵書探索AI、LINE連携などの新しいサービスを紹介するとあります。参加費は無料で、開館時間中はだれでも見ることができます。企画展示「AIで図書館の本を探そう」(横浜市, 2024/6/13)参考:横浜市立図書館、図書館システム等をリニューアル:AI蔵書探索やWeb本棚を導入