博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)によるオープンデータのデータカタログサイトの使い勝手やこれからは?(記事紹介)

2015年3月10日の博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)のウェブサイトで、IMLSが公開したオープンデータのデータカタログサイト“IMLS data catalog site”についての関係者によるミーティングの概要が紹介されています。図書館員、学芸員、研究者、開発者や、公文書館、全米人文学基金、米国議会図書館など各種機関からの代表者など約30名が、“IMLS Open Data Open House”と題して、IMLSのデータの利活用やデータカタログの改善点についての意見交換を行ったとのことです。

データカタログに関するコメントでは、ライセンスに関する意見が寄せられたようです。データカタログサイトのデータはすべてパブリックドメインで公開されていますが、ミーティングの参加者からは、すべてのデータが制限なしで利用できることを明示するため、CC0のライセンスの使用を検討することなどが示唆されたとのことです。また、潜在的なユーザや想定されていない利用方法について積極的に検討する必要があること、IMLSのデータを別の種類のデータセットと連携させるための方向性や方針を検討することなどが指摘されたようです。

Continuing the Library and Museum Open Data Conversation(IMLS, 2015/3/10)
http://blog.imls.gov/?p=5605

IMLS Open Data Open House
https://hackpad.com/IMLS-Open-Data-Open-House-SPVSPnDcQls

Twitterのハッシュタグ”#imlsdata”
https://twitter.com/search?q=%23imlsdata&src=typd

IMLS IMLS Data Catalog
https://data.imls.gov/

New IMLS Data Catalog Enables Creative Use of Library, Museum, Administrative Datasets
http://www.imls.gov/new_imls_data_catalog_enables_creative_use_of_library_museum_administrative_datasets.aspx

参考:
米国の博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)、オープンデータのデータカタログサイトを公開
Posted 2015年2月20日
http://current.ndl.go.jp/node/28029