CA1812 – 新時代におけるマイクロ・ライブラリー考察 / 礒井純充

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カレントアウェアネス
No.319 2014年3月20日

 

CA1812

 

新時代におけるマイクロ・ライブラリー考察

 

まちライブラリー / マイクロ・ライブラリーサミット提唱者 
一般財団法人森記念財団、大阪府立大学観光産業戦略研究所
:礒井純充(いそい よしみつ)

 

1 はじめに

 個人で気軽に始められるマイクロ・ライブラリーが、全国各地に広がっている。筆者も本で人と出会う「まちライブラリー」というマイクロ・ライブラリーを提唱し、その活動は、オフィス、カフェ、お寺、病院などの場所を利用して急速に広がっている。ただ、これらマイクロ・ライブラリーの実態は顕在化しておらず、全体像も把握されていない。そこでこのような小さな個人図書館活動をしている人たちが一堂に会する機会を持とうと第1回マイクロ・ライブラリーサミット(1)(以下サミット)を、2013年8月24日、まちライブラリー@大阪府立大学(2)にて開催した(E1468参照)。サミットの企画・提案者として、サミットの意図と目的を以下に記載させていただきたい。

 (1)個人または小規模なグループの図書館活動が、図書を取り巻く新しい環境を作り、本を通じて人とつながる「場」を創生しつつあることに焦点を当てる。
 (2)マイクロ・ライブラリー実施者間の連携を図り、それぞれが築いてきた知見や経験を共有し、おのおのの活動のさらなる発展とその質的向上を図る。
 (3)「個人」と「組織」の役割を考え、社会における「個人」の役割の重要性を再認識する。

 以上の趣旨を踏まえ、本論述における問題意識として近年発生しつつあるマイクロ・ライブラリーの概説(定義、分類、事例)および活動の利点と課題、社会的意義について記述する。

 

2 マイクロ・ライブラリーの定義

 マイクロ・ライブラリーという用語については、筆者が知る限り日本においては過去の論述などにおいて具体的な定義がなされていない。これは、ここで定義するマイクロ・ライブラリーが、新たな領域に属する私設図書館として誕生しつつあり、網羅的、体系的な整理、研究が十分進んでいないためであろう。

 そのために私なりの「マイクロ・ライブラリー」の要件を以下のように提案する。

<マイクロ・ライブラリーの定義>
 (1)個人の私的蔵書を基本に一部、またはその全部を他者に開放し閲覧提供ないし貸出を行っている。
 (2)図書を通じて自己表現し、活動拠点の活性化、参加者の交流を目途として活用されている。
 (3)運営主体が、個人または小規模な団体によるものであり、法的な規制や制度にしばられない運営がなされている。

 もとより上記のような小規模な読書施設は、現代にいたるまで多数生まれ、また消えている。これらの小規模な読書施設は戦前・戦後における篤志家による私的文庫、個人ないし小規模な集団による家庭文庫(こども文庫)や学級文庫、企業・団体による専門図書館の領域まで広く、多岐にわたっている。特に家庭文庫は、今回記述するマイクロ・ライブラリーと類似点もあり興味深い点も多々あるが、既に多くの研究者の著書や論述もある(3)。今回、これらの活動を網羅的、体系的に整理するのは、筆者の専門性と能力を超えるので、ここにおいては、サミットに参加した事例を中心に考察したい。特に近年の情報化社会における「場」の創生や、「人との連携」における個人の役割やその意義について言及する。

 

3 マイクロ・ライブラリーの分類と事例

 サミットでは、上記に定義したマイクロ・ライブラリーを下記のように分類した。

 

<マイクロ・ライブラリーの分類>


 (1)図書館機能優先型
 (2)テーマ目的志向型
 (3)場の活用型
 (4)公共図書館連携型
 (5)コミュニティ形成型
 筆者が出会ったマイクロ・ライブラリーをおのおのの分類に基づき典型的事例を紹介していきたい。

 

<マイクロ・ライブラリーの事例>

 

(1)図書館機能優先型

 このタイプのマイクロ・ライブラリーは、読書好きがこうじて自らの蔵書や寄贈本の貸出などに力を入れているのが特徴である。運営は、概ねボランティアスタッフに委ねられている。

<曽田篤一郎文庫ギャラリー>
 本好きの亡妻の遺志を受け継いだ米田孟弘氏が、妻の実家(島根県松江市雑賀町)を改修して開設した。名称は、妻の祖父、篤一郎氏の名前に由来する。2003年3月開設され、蔵書数5,000冊超になる。現在は米田氏が病気になり図書館運営が困難になったため、松江市民による「曽田文庫応援隊」が結成され、運営を継続中である。応援隊は、資金サポートし、福祉団体と連携して蔵書の整理・閲覧・貸出の運営を担当している。

<わたしの図書館ミルキーウェイ>
 愛読家の石田通夫氏が、個人蔵書、寄贈蔵書を中心に和歌山県和歌山市に2010年に開設した。蔵書数は20,000冊を超える。蔵書以外にも図録、CD、レコード、雑誌、まんがなど多数ある。石田氏は、当初自宅(大阪府交野市)にて私設図書館を2003年に開設したが、勤務の関係で転勤先の和歌山市内の商店街に和歌山市の協力を得て移転させた。移転先の施設には和歌山市が運営する学習センター「みんなの学校」があり、図書館の運営は同センターのボランティアスタッフが担当している。

<もものこぶんこ>
 桃山学院大学図書館が運営していた児童図書館が2004年に閉館されるのに伴い、小学生時代にこの図書館を利用していた河野美苗氏が仲間とともに蔵書の一部を引き受け、自費で店舗を借りて開設した。現在、蔵書数は約8,000冊にのぼる。地域の児童図書館として貸出や読み聞かせ活動を展開している。

<情報ステーション>
 千葉県船橋市を中心にNPO法人情報ステーションが運営する民間図書館。2006年に第1号を設立した。現在19カ所の図書館を運営している。蔵書数は60,000冊を超える。図書館を開設したい場所のオーナーが当該NPOに開設費・運営費を拠出し、NPO側が市民ボランティアを構成して運営をしている。

 

(2)テーマ目的志向型

 “テーマ目的志向型”の特色は、館の活動目的が明確であり、主催者が運営費を負担し、直接運営をしている点である。

<森の図書館(ベルガーディア鯨山)>
 岩手県上閉伊郡大槌町のベルガーディア鯨山にある児童書を集めた石造りの図書館で、2011年の東日本大震災の後、全国から児童書の寄贈を受け、2012年に設立される。蔵書数は約4,000冊にのぼる。佐々木格氏ご夫妻による手作りの建物とそれを取り囲む広大な英国庭園風の庭を利用者に提供している。東日本大震災で大きな被害を受けた大槌町の山の中で児童のために読書環境を提供し、情操教育環境を創出したいという思いを大切に運営されている。

<少女まんが館>
 東京都あきる野市にある少女まんがを専門に収集した、一般の人も閲覧できる図書館である。1997年、東京都西多摩郡日の出町に誕生し、2002年一般公開を開始、2009年に現在地に移転した。蔵書数は50,000冊を超えている。中には戦前のものもあり、遠くから閲覧に訪れる人もいる。少女まんが愛好家で個人収集家の中野純氏、大井夏代氏夫婦二人が運営している。

<走れ東北!移動図書館プロジェクト>
 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会が運営する移動型の図書館。2011年の東北の大震災の後、東北の支援活動の一環として運営されることとなった。

 

(3)場の活用型

 “場の活用型”の特色は、場の利用者の業務支援や学習支援の一環として、蔵書を利用者の仲間づくりや知識・感性の共有手段として活用していることである。

<co-ba library>
 株式会社ツクルバが運営する東京都渋谷区のコワーキングスペース(4)の中に2012年に誕生した。コワーキングスペースの会員メンバーが、自分の蔵書を所定の本棚に配架し、他のメンバーと本の閲覧や交換を通じてお互いの興味や仕事に関する情報交換ができる仕組みになっている。

<下北沢オープンCafe/リブライズ>
 2010年、東京都世田谷区の下北沢地域に誕生したコワーキングスペースに併設されたIT関連の書籍を中心とした図書館で、蔵書は800冊である。運営メンバーの河村奨氏、地藏真作氏が製作したのが全ての本棚をネットに掲出しようとしているリブライズ(5)という図書登録システムである。

<にんげん図書館>
 2012年、名古屋市中村区本陣通を中心に、本で人と出会う活動をしている勉強会グループの本棚が誕生した。現在、蔵書数は150冊である。NPO法人が複数入居したビルの一角に設置され、活動参加者の本を中心に集めている。

<GACCOH>
 京都市の出町柳駅近くにある街の学校として若い人たちが2012年に設立した、哲学・思想・サブカルチャー勉強会グループの図書館である。蔵書数は約890冊ある。発案者の一人が住処とする家屋に設置されている。家屋は3階建てで、1階が学びの場、2階が図書コーナーと台所、3階がシェアハウスになっている。当該家屋に入居する仲間の蔵書を中心に、勉強会に参加するメンバーなどが持ち寄ったものを集めて閲覧提供し、貸出も行っている。

 

(4)公共図書館連携型

 “公共図書館連携型”は、公共図書館が主体となり、運営においては市民の参加を得ながら、まちの活性化や図書館の利用促進、読書環境の充実を目指していることが特徴である。

<伊丹市立図書館ことば蔵カエボン部>
 2012年、伊丹市立図書館ことば蔵の新設を機に施設の一部に市民との協働スペースを設け、市民グループによるカエボン部の本棚が誕生した。蔵書数は約300冊になる。カエボン部は、本を持ち寄りメッセージを付けて交換する図書館利用者の活動グループである。

<おぶせまちじゅう図書館>
 2012年、小布施町立図書館主導のもと、町の中にある銀行や土産物屋など諸施設の中に本棚を設置し、それぞれの設置場所のオーナーが本を配架した。町内観光や人的交流が目的である。各館の運営は、それぞれのオーナーに委ねられている。

<北海道恵庭まちじゅう図書館>
 2013年、市の条例整備(6)により、恵庭市立図書館が中心になって、読書環境をまち中に広めるための活動の一環として開設した。運営は、おぶせまちじゅう図書館同様、各館に委ねられている。

 

(5)コミュニティ形成型

 “コミュニティ形成型”の特色は、参加者が主体的に本を持ち寄り、運営に参画するなどマイクロ・ライブラリーの形成に関与し、相互の人間関係が生まれやすくなっている点である。

<まちライブラリー>
 「本を通じて人と出会う」を標榜し、メッセージを付けた本を持ち寄り、共通の本棚に置き交換していくことで、顔の見える関係性を創り上げることを狙う。筆者自らが2011年から提案し、実行を支援している。設置されている本棚は、自宅、オフィス、お寺、病院、カフェなど生活空間のあらゆるところにあり、現在全国で70カ所を超える。運営は、おのおの別々の個人または団体に委ねられている。おのおのの場所で設置目的は多少とも違うが、共通しているのは本を通じて人と出会うことにより、各場所で顔の見える関係を生み出そうとしていることである。

 特に2011年に設置したISまちライブラリー(大阪市中央区)では、毎月「本とバルの日」を定め、参加者が本を持ち寄り紹介しあい、各種話題を提供し、最後に飲食を楽しむ活動の中で家族的な絆が生まれつつある。蔵書数は、現在4,000冊になる。

 2012年、埼玉県越谷市にある藤田歯科医院に誕生したまちライブラリーでは、スタッフの顔写真を付けたお奨め本コーナーがあり、院内で読み聞かせや本を持ち寄るイベントも実施されていて、まちのコミュニティスペースになっている。蔵書数は500冊を超えている。

 大阪府守口市にある関西医科大学附属滝井病院では医師、医療従事者、患者が持ち寄った本を透析治療室の前に配架し、閲覧、貸出をするまちライブラリーが2013年に誕生した。蔵書数は100冊に満たないが、動物や作家別に病院スタッフと患者による読書グループも誕生している。

 さらに東京都新宿区の四谷三丁目駅近くにある陽運寺というお寺でも2011年よりまちライブラリーが設置されている。ここでは、月に一度の参拝日に参拝者や住職のご家族の本が持ち寄られ、交換されている。蔵書数は約200冊になる。

 まちライブラリー@大阪府立大学は、2013年4月、南海なんば駅南側再開発地区最南端にあるビルの中にできた同大学の学外拠点内に設立された。大学が本棚設置までを行い、本の寄贈、貸出、イベントの運営などを全て市民グループに委ねた「学設民営型」の図書館として位置付けられ、新聞などでも「蔵書ゼロ冊からの図書館」として紹介された。現在の蔵書数は約4,300冊である。

 この他にも個人宅やオフィスの一角、カフェやゲストハウス、ギャラリーなど、まちのいたるところで展開されている。

 

4 マイクロ・ライブラリーにみる利点と課題

 マイクロ・ライブラリーは、公共図書館のような公的な規制や基準もなく、また小規模なものからスタートできるという利点があり、誰でも、どこでも設立、運営できる。その分、個人のアイデアや思いが自由に表出でき、特色のある図書閲覧・貸出環境が生まれつつある。また様々な形式の知的な交流活動や表現活動が行われているケースもある。公共図書館とは違い館内で談話や飲食ができるところも多くあり自由な運営がなされ、個人個人の顔が見える活き活きとした雰囲気が伝わるものが多い。一方で資金面や主催者の労力負荷により継続性が危ぶまれる声もあるが、この点について以下に整理した。

 まず運営資金については、マイクロ・ライブラリーの分類によって違いがある。分類(1)の図書館機能優先型については、施設の維持、管理といった面からも運資金への関心が大きく、常に努力がなされ、運営資金での不安感が高いと言える。分類(2)のテーマ目的志向型では、個別差はあるが(1)の図書館機能優先型ほど運営資金へのこだわりはない。テーマや目的を完遂することにこだわった活動をしているため、運営資金での懸念が分類(1)よりは低いのだと推察される。分類(3)の場の活用型では、施設がコワーキングなど別の目的で運営され、それを通じて運営資金を得ているケースが多い。蔵書は、施設や構成員の活動内容や個性を出す媒介として利用されており、これら蔵書を維持する運営資金への関心は低いと思われる。ただ、施設の投資などには、別途資金提供者が必要となるケースもある。分類(5)のコミュニティ形成型は、本はコミュニティ形成への媒介として重視され、また蔵書の多くが寄贈による持ち寄りのため、本を維持管理するための運営資金へのこだわりは低い。また本棚を設置した施設は、他の目的で使用されているものの一部を蔵書スペースとして利用しているので設置コストも少なく済み、設置しやすいと言える。分類(4)の公共図書館連携型は、公共図書館が活動を実施または支援しており、運営資金での不安はない。

 以上が、運営資金での各類型の概況であるが、運営資金が安定していても継続的にマイクロ・ライブラリーが運営されるかというと必ずしもそうとは言えない。むしろ活動の継続性には、運営資金より活動を続ける動機づけが重要と言える。特に分類(3)場の活用型や分類(5)コミュニティ形成型では、本来の目的が別にあり、図書活動は付随的な要素になりがちで、目的が他の手段で達成された場合は蔵書への関心を失う可能性もある。その場合、マイクロ・ライブラリーは縮小あるいは廃止もありえる。また分類(4)の公共図書館支援型の場合も個々の参加ライブラリーは同様の傾向にあるといえよう。逆に分類(1)、(2)は、動機づけが明確なため主催者のマイクロ・ライブラリーを継続する意思は高いと言える。

 以上のように各分類による動機づけについては違いがあるが、経年による意欲の減退を少しでも軽減するために、冒頭に紹介したサミットなどによりお互いの活動を紹介し、評価する仕組みが必要である。英国の個人庭園(7)が、お互いに庭を公開し、チャリティ活動を通して発展してきたように、お互いのマイクロ・ライブラリーが手法や活動状況を共有することが継続・発展には有用である。今後、より密度の高い情報交換や連携活動をすることにより継続性が増し、個々のマイクロ・ライブラリーの活性化につながると考えている。

 また、このような横断的な活動を通して、マイクロ・ライブラリーの楽しさや意義が広く周知されれば、結果としてマイクロ・ライブラリーを実施する主催者が生まれ続け、利用者も増加すると確信する。今、このような土壌づくりが大切な段階にあると言える。

 

5 おわりに

 近年生まれつつあるマイクロ・ライブラリーは、従前の私設図書館や文庫活動との類似点も見られるが、どちらかと言えば個人の社会参画による自己実現、自己表出を第一義にしている事例が多い。イベントの実施や参加者の交流に主眼が置かれ、読書環境実現に力点を置いてきた私設図書館・文庫活動とは違いがある。逆に読書環境が一定程度充足している現代社会では、より広い層に読書や本に関わってもらうためのヒントも多々見受けられる。個人的活動であっても極めて公共性が高く、志や社会的意義が高いものも散見される。公共図書館関係者もこれらの活動と連携、あるいは個人の立場で活動に参画されるなど、おのおのの立場で無理のない関与を目指されることが、広い意味での図書環境の充実につながると信じる。「組織」の領域でやれないことを「個人」の活動で補い、逆に「個人」の力でできないことを「組織」が支援する。両方の領域の融合が何より重要だと考えるからである。筆者自身は、今後もマイクロ・ライブラリーの活動を通して多くの人から学び続けていく決意を述べ、新時代におけるマイクロ・ライブラリーの考察としたい。

 最後に、2014年もマイクロ・ライブラリーサミットを実施する予定であり、また2013年の各マイクロ・ライブラリーの発表成果を含めて全国のマイクロ・ライブラリー情報を収集し『マイクロ・ライブラリー図鑑』として出版する予定である。まだ力不足で全国を網羅的に掌握する力はないが、今後もより多くの方のお力をお借りしてマイクロ・ライブラリーサミットの継続と図鑑の充実を図りたいと思う。各方面からのご支援、ご指導、情報提供を期待してやまない。

 

(1) 第1回マイクロ・ライブラリーサミット
2013年8月24日まちライブラリー@大阪府立大学にて実施。参加発表マイクロ・ライブラリー17館(本屋2軒含む)。以下発表館(当日発表順)
 (1)わたしの図書館ミルキーウェイ.
 http://homepage2.nifty.com/my-library-milkyway
 (2)情報ステーション.
 http://infosta.org/index.html
 (3)co-ba library.
 http://tsukuruba.com/works/co-ba-library/
 (4)OSSCafe.
 http://www.osscafe.net/ja/
 (5)ツルハシブックス.
  http://tsuruhashi.skr.jp/
 (6)放浪書房.
 http://horoshobo.com/
 (7)おぶせまちじゅう図書館.
 http://machitoshoterrasow.com/pg675.html
 (8)伊丹市立図書館ことば蔵カエボン部.
 https://www.facebook.com/kotobagurakaebonbu
 (9)曽田篤一郎文庫ギャラリー.
 http://sotalibrary.will3in.jp/
 (10)森の図書館.
 http://www4.plala.or.jp/bell-gardia/
 (11)少女まんが館,
 http://www.nerimadors.or.jp/~jomakan/
 (12)走れ東北!移動図書館プロジェクト.
 http://sva.or.jp/tohoku/
 (13)にんげん図書館.
 http://blog.canpan.info/future-library/
 (14)GACCOH.
 http://www.gaccoh.jp/
 (15)もものこぶんこ,
 http://momobun.kiwamari.org/
 (16)コミュニティカフェからをとまちライブラリー.
 https://www.facebook.com/karawoto
 (17)ISまちライブラリー.
 http://is-library.jp/

(2) まちライブラリー@大阪府立大学:全国70カ所(2013年12月現在)あるまちライブラリーの大型拠点の一つとして2013年4月開設。大阪府立大学の学外拠点I-siteなんば内に設置。運営は、一般社団法人まちライブラリー。「蔵書ゼロ冊からの図書館」としてイベント実施ごとに寄贈本を持ち寄り運営されている。専用区画は約240㎡あり、延べ150mある書棚にイベントごとに集まる本を配架。また「食の特別コーナー」や藤本義一、東野圭吾など同大学卒業生の専用棚も設置。蔵書数約4,000冊(2013年12月現在)
http://opu.is-library.jp/ (参照 2014-02-14)

(3) 参考にした文献:
 (1)汐崎順子. 児童サービスの歴史. 創元社, 2007, 213p.
 (2)汐崎順子. 研究助成による研究報告: 子ども文庫の今とこれから. こどもの図書館. 2012, (10), p. 4-7.
 (3)汐崎順子. 文庫・BUNKOの今明日(全18回).こどもの図書館, 2010, 57(8) – 2013,60(2).
 (4)堤美智子. 富士文庫のあゆみ: 私設図書館から富士市立富士文庫へ. 花園大学文学部研究紀要. 2009, (41), p. 17-34.
 (5)運営委員会私立図書館小委員会. 新しい時代の私立図書館を求めて. 専門図書館, 2013, (260), p. 55-57.

(4) コワーキングスペース:個別の仕事を有する個人や小規模事業者が共通のオフィススペースを共有利用しながら情報の交換や共同事業を展開している場所。
宇田忠司. コワーキングの概念規定と理論的展望. 經濟學研究. 2013, 63(1), p. 115-125.
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/52844/1/ES_63%281%29_115.pdf, (参照2014-02-15).

(5) リブライズ:「すべての本棚を図書館に」と標榜した、無料で使用できる図書登録サイト。
リブライズ. http://librize.com/ja, (参照2014-02-14).

(6) “恵庭市人とまちを育む読書条例”.
http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1370313641873/files/dokusyozyorei.pdf, (参照2014-02-14).

(7) The National Gardens. Scheme.
http://www.ngs.org.uk/, (accessed 2014-02-14).

[受理:2014-02-14]

 


礒井純充. 新時代におけるマイクロ・ライブラリー考察. カレントアウェアネス. 2014, (319), CA1812, p. 2-6.
http://current.ndl.go.jp/ca1812

Isoi Yoshimitsu.
The study of the Micro Library for the New Age.