【イベント】シンポジウム 『歴史が導く災害科学の新展開II -人の記録、自然の記憶-』(6/16・仙台)

2018年6月16日、東北大学災害科学国際研究所において、歴史文化資料保全大学間ネットワーク事業東北大学拠点及び東北大学災害科学国際研究所主催のシンポジウム『歴史が導く災害科学の新展開II -人の記録、自然の記憶-』が開催されます。

参加費は無料で、参加に際しては事前の申し込みが推奨されています。

内容は以下の通りです。

講演
北原糸子氏(立命館大学歴史都市防災研究所 客員研究員)
「災害復興の歴史学 -明治三陸津波を踏査した山奈宗真の記録-」

研究報告
・蝦名裕一氏(東北大学災害科学国際研究所 准教授)
「様々な歴史記録を用いた自然・災害の記憶の復元―岩手県宮古市を中心に―」

・森口周二氏(東北大学災害科学国際研究所 准教授)
「2016年台風10号の岩手県岩泉町乙茂地区の被害分析 ~工学と歴史学の融合~」

・高橋誠氏(名古屋大学大学院環境学研究科 教授)
「東日本大震災被災地の過去100年間の土地利用変化-地理学的観点から―」

・川内淳史氏(神戸大学 特任講師)
「津波被災史料からみる大船渡の近代―地域社会の記録にみる自然・開発―」

・添田 仁氏(茨城大学 准教授)
「関東・東北豪雨の水損資料に記された水害と治水の記憶」

コメント 
・菊池慶子氏(東北学院大学文学部 教授)
・加納靖之氏(京都大学防災研究所 助教)

パネルディスカッション 16:00~17:00
「人の記憶に学び、自然の記憶を探る」
コーディネーター:今村文彦氏(東北大学災害科学国際研究所 所長)

シンポジウム 『歴史が導く災害科学の新展開II -人の記録、自然の記憶-』(東北大学災害科学国際研究所)
http://irides.tohoku.ac.jp/event/sympo-history.html

参考:
神戸大学人文学研究科・東北大学災害科学国際研究所・国立歴史民俗博物館、「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」に関する連携・協力協定を締結
Posted 2017年6月13日
http://current.ndl.go.jp/node/34153