国際図書館連盟、図書館とWikipediaの連携に関する報告書を公開

2017年1月17日、国際図書館連盟(IFLA)が、図書館とWikipediaが共同で様々な情報を検証しアクセス可能とするための方法に焦点をあてた報告書(Opportunities papers)を公開しています。

報告書には、大学・研究図書館版と公共図書館版があり、図書館と情報源となるウェブサイト間の相互作用の多くの側面を紹介しており、図書館員が、Wikipediaにさらに関与するよう推奨しています。

この報告書は、IFLAにとって、Wikipedeiaに限らず多くの人々がオンライン上でコンテンツを作成するようになったことに起因する、実践的・政策的課題に関する作業の出発点としても位置付けられています。

Presenting the IFLA Wikipedia Opportunities Papers(IFLA,2017/1/17)
http://www.ifla.org/node/11131

Opportunities for Academic and Research Libraries and Wikipedia(IFLA)
http://www.ifla.org/files/assets/hq/topics/info-society/iflawikipediaopportunitiesforacademicandresearchlibraries.pdf

Opportunities for Public Libraries and Wikipedia(IFLA)
http://www.ifla.org/files/assets/hq/topics/info-society/iflawikipediaandpubliclibraries.pdf

参考:
すべての図書館員がウィキペディアにひとつずつ参照文献を加える#1Lib1Refキャンペーン、2017年は1月15日から2月3日まで実施
Posted 2016年12月19日
http://current.ndl.go.jp/node/33128

E1528 – 図書館とウィキペディアのこれからの関係は?
カレントアウェアネス-E No.253 2014.02.06
http://current.ndl.go.jp/e1528