日本図書館協会、文部科学省の会議で示された「学校図書館の整備充実に係るこれまでの意見を踏まえた論点整理(案)」に対する意見を公表

2016年5月10日付で、日本図書館協会が、文部科学省の学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議(第4回、2016年3月10日開催)で示された、「学校図書館の整備充実に係るこれまでの意見を踏まえた論点整理(案)」に対する意見をウェブサイトで公表しています。

論点整理(案)の「3. 学校図書館の運営を支える専門的人材について」に対し、「採用時の要件や研修の水準を全国的に高める」ための具体的手立てが記述に見られないこと、また、学校司書に関しては雇用形態が大きな問題であるにもかかわらず、その問題にふれられていないこと、専門的能力を有した学校司書をフルタイムで配置する必要があることなどについて意見があるほか、各項目について日本図書館協会の見解・意見・要望が示されています。

学校図書館の整備充実に係るこれまでの意見を踏まえた論点整理(案)に対する意見(日本図書館協会, 2016/5/10付)
http://www.jla.or.jp/demand/tabid/78/Default.aspx?itemid=2877

関連:
学校図書館の整備充実に係るこれまでの意見を踏まえた論点整理(案)(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/115/shiryo/attach/1368882.htm

参考:
文部科学省、「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議」(第4回)の議事録を公開
Posted 2016年4月11日
http://current.ndl.go.jp/node/31304