Pew Research Center、米国における高齢者のテクノロジー利用に関する報告書を公表

2014年4月3日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、米国における高齢者のテクノロジー利用に関する報告書”Older Adults and Technology Use”を公表しました。2013年7月18日から9月30日までの期間に行われた電話調査の結果とのことです。

65歳以上を高齢者と定義し、以下のような調査結果等が主な発見として紹介されています。

・59%の高齢者がインターネットを利用している。この数値は2012年4月に行われた調査よりも6%増加している。
・インターネットの利用とブロードバンドの導入は75歳前後で著しく減少する。
・高齢者は新しいテクノロジーを受け入れるにあたって、健康状態や学習の困難さ等のハードルに直面している。
・いったんオンラインの世界に加わると、デジタル・テクノロジーは高齢者の毎日の生活に不可欠になることが多い。
・米国人の成人は一般的にタブレット端末・電子書籍リーダーよりもスマートフォンを所有している割合が高いが、高齢者はスマートフォンよりもタブレット端末・電子書籍リーダーを所有している割合が高い。

Older Adults and Technology Use (Pew Research, 2014/4/3)
http://www.pewinternet.org/2014/04/03/older-adults-and-technology-use/