英・電子情報保存連合(DPC)、2019/2020年度の新しい活動計画を示した“DPC Prospectus 2019 – 2020”を公開

2019年9月6日、英・電子情報保存連合(DPC)、2019/2020年度の新しい活動計画を示した“DPC Prospectus 2019 – 2020”の公開を発表しました。

公開された“DPC Prospectus 2019 – 2020”では、入門レベルの研修のオンライン化・「Eメール保存研修」や「ウェブアーカイビング」等の中級レベル研修新設といった研修制度の見直し、各組織がデジタル保存機能を迅速に自己評価するためのツール“DPC Rapid Assessment Model”の公開、2019年11月7日の“World Digital Preservation Day”でのイベント開催、保存の危機に晒されているデジタルコンテンツをリスト化した“BitList of Digitally Endangered Species”の新版発行など、DPCの2019/2020年度の活動計画が示されています。

“DPC Prospectus 2019 – 2020”は英語版だけでなく、アラビア語版・フランス語版・ドイツ語版・スペイン語版も公開されています。

Digital Preservation Coalition publishes its 2019-2020 Prospectus(DPC, 2019/9/6)
https://www.dpconline.org/news/new-dpc-prospectus-2019-en

DPC Prospectus 2019 – 2020 [PDF:8ページ](DPC)
https://www.dpconline.org/docs/miscellaneous/about/2003-dpc-prospectus-2019-2020/file

参考:
デジタル遺産を守る:英・電子情報保存連合(DPC)の取り組み(記事紹介)
Posted 2019年8月19日
http://current.ndl.go.jp/node/38809