3Dプリンターで少女の手に義手を(米国)(記事紹介)

2016年8月22日付のワシントン・ポストなどで、米国テキサス州のヒューストン市にある、ハリス郡とヒューストン市双方の公共図書館であるクリアレイク市・郡フリーマン分館(Clear Lake City-County Freeman Branch Library)の3Dプリンターを活用し、5歳の女の子Katelyn Vincikさんの左手の義手が製作されたことが報じられています。

娘のための義手を探していたKatelynさんの両親が、3Dプリンターを使って義手などを作成することに取り組むボランティアコミュニティ“E-NABLE”のウェブサイトで義手のデザインを見つけ、同じウェブサイトに3Dプリンターが使用できる場所のリストがあり、住んでいるところから一番近い図書館を探し、同館のイノベーションラボのPatrick Ferrell氏らによって義手は製作された、とのことです。

市販の義手であれば、5,000~6,000ドル必要なところ、全体の費用は100ドル以内に収まったとのことです。

A 5-year-old girl needed a prosthetic hand. So a public library used its 3-D printer(The Washington Post, 2016/8/22)
https://www.washingtonpost.com/news/inspired-life/wp/2016/08/22/how-a-public-library-in-texas-helped-a-5-year-old-girl-in-need-of-a-prosthetic-hand/

Printing for a Cause(American Libraries Magazine, 2016/8/9)
https://americanlibrariesmagazine.org/blogs/the-scoop/printing-for-a-cause/

Young Girl Goes to the Library and Gets a 3D Printed Prosthetic Hand(3DPrint.com, 2016/8/23)
https://3dprint.com/146813/katelyn-vinick-3d-printed-arm/

関連:
Enabling the future
http://enablingthefuture.org/

参考:
全米図書館協会(ALA)、図書館での3Dプリンターの活用に関するレポートを公開
Posted 2015年12月11日
http://current.ndl.go.jp/node/30192

E1378 - 様々な創作活動を育む場所―メイカースペースを公共図書館に
カレントアウェアネス-E No.229 2012.12.28
http://current.ndl.go.jp/e1378

E1826 - 起業,中小企業を支援する図書館:ALAの報告書(米国)
カレントアウェアネス-E No.308 2016.07.28
http://current.ndl.go.jp/e1826