無償電子ジャーナルの検索システム“オープンジャーナルナビゲーター”が公開へ

実践女子学園の伊藤民雄氏による『世界の出版情報調査総覧』のサイトで、無償電子ジャーナルの検索システムが2013年9月中に公開されることが予告されています。

データベースの名称は、オープンジャーナルナビゲーター(Open Journals Navigator, with fee journal information:通称OJNavi)であり、無料で利用可能な電子ジャーナル(国内雑誌約1万7千誌、国外雑誌約4万4千誌)が収録されるものとのことです。このうち無償の国内雑誌・約1万7千誌についてはインターネット上に公開されている複数の電子ジャーナルのリスト等を組み合わせたものとのことです。またデータベースには、併せて有償・契約型の国内雑誌約2千誌も収録されるようです。

プラットフォームにはEBSCO社のシステムが提供されるとのことで、9月11日から福岡等で開催されるEBSCO主催のセミナー「エンドユーザ目線の情報の検索と発見 ~Webサービスが出来ること~」において、伊藤氏によるOJNaviの紹介が予定されています。

なお、リンクリゾルバの機能も提供されるとのことです。

番外編: Open Journals Navigator (OJNavi)の公開について(予告)(世界の出版情報調査総覧内のページ, 2013/8/5付け)
http://biblioguide.net/survey/chap0/4320.html

「エンドユーザ目線の情報の検索と発見 ~Webサービスが出来ること」(EBSCO)
http://www.ebsco.co.jp/EBSCOseminor_13.html

参考:
日本図書館協会、『世界の出版情報調査総覧』を出版Posted 2012年5月24日
http://current.ndl.go.jp/node/20934