当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧

慶應義塾大学メディアセンター、10月1日から「図書館資料PDF取寄せサービス」(試行)を開始
2025年7月1日、慶應義塾大学メディアセンターが、10月1日から「図書館資料PDF取寄せサービス」(試行)を開始すると発表しました。調査研究のため、学内所蔵資料の一部分をスキャニングし、PDFファイルで提供するサービスで、対象者は同大学に所属する教職員・大学院生・学部生・通信教育課程生とあります。図書館資料PDF取寄せサービス(試行)を開始します(2025.10.1-)(慶應義塾大学メディアセンター, 2025/7/1)図書館資料PDF取寄せサービス【2025年10月試行開...

電子出版制作・流通協議会(電流協)、「2025年公共図書館電子図書館アンケート」を実施中
2025年7月1日、一般社団法人電子出版制作・流通協議会(電流協)が、「2025年公共図書館電子図書館アンケート」の実施を発表しました。公立図書館における電子図書館・電子書籍サービス等に関する現状及び課題を調査するものです。実施期間は7月1日から8月1日までで、調査対象は、全国の自治体公立図書館(各自治体の中央図書館1,403館と電子書籍サービスを導入している図書館)とあります。News(電流協)※2025年7月1日付けで「2025年公共図書館電子図書館アンケート」とあります...

英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、英国・アイルランドの大学図書館における、テクノロジーを活用した図書館スペースに関する事例集を公開
2025年6月20日、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)が、英国及びアイルランドの大学図書館における、テクノロジーを活用した図書館スペースに関する事例集“The modern library: technology-enhanced library spaces”をウェブサイト上で公開しました。3Dプリンター等の機器、ハードウェア、ソフトウェアを提供しているメディアラボやメイカースペースの事例が紹介されているとあります。The modern library: techn...

青山学院大学図書館、AIを活用した図書探索サービスを導入
2025年7月1日、青山学院大学が、同大学図書館でAIを活用した図書探索サービスを導入し、運用を開始したと発表しました。導入したサービスは、富士通Japan株式会社が提供するクラウド型「Fujitsu AI探索サービス」です。同大学の研究プロジェクトと同社が2023年に共同開発した技術が基になっているとされ、大学図書館における同サービスの導入事例としては全国初であると紹介されています。探したい図書の明確なキーワードが分からなくても、日常的な言葉や文章を入力することで、AIが利...

ギリシャ国立図書館、文化財保存修復研究国際センター(ICCROM)の“Our Collections Matter”プログラムにナショナル・ノードとして参加
欧州国立図書館長会議(CENL)の2025年6月25日付けのニュース記事で、ギリシャ国立図書館が、文化財保存修復研究国際センター(ICCROM)の“Our Collections Matter”プログラムに、ナショナル・ノードとして参加することが紹介されています。Our Collections Matterは、ICCROMが2020年に開始したイニシアティブで、文化機関のコレクションが持つ力と可能性を活用して、持続可能な開発を促進することを目的としています。世界中の文化機関が...

Internet ArchiveのWayback Machine、ウェブページの収集数が1兆ページに
2025年7月1日、世界中のウェブサイト等を収集しているInternet Archiveが、ウェブアーカイブWayback Machineによるウェブページの収集数が2025年10月に1兆ページに達する見込みと発表しました。Wayback Machine to Hit ‘Once-in-a-Generation Milestone’ this October: One Trillion Web Pages Archived(Internet Archive Blogs, 20...

日本図書館協会(JLA)、ウェブサイトをリニューアル
2025年6月30日、日本図書館協会(JLA)が、ウェブサイトをリニューアルしました。日本図書館協会Webサイトリニューアルについて(お詫び)(JLA, 2025/7/1)※「6月30日にWebサイトをリニューアルいたしました」とあります。参考:日本図書館協会、ウェブサイトをリニューアル

国立公文書館、令和7年夏の特別展「終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―」を開催
2025年7月19日から9月15日まで、独立行政法人国立公文書館(東京都千代田区)において令和7年夏の特別展「終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―」が開催されます。2025年で終戦から80年を迎えるに当たり、日本が大きな変化を迎えた年である1945(昭和20)年の出来事について、同館の所蔵資料を中心に紹介されます。令和7年夏の特別展 「終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―」(国立公文書館)参考:埼玉県立文書館、企画展「書類のなかの戦争―戦時下の埼玉に生きた人びと―」を開催中 ニュ...

国際図書館連盟(IFLA)、2025年のIFLA選挙に関するデータ分析結果を公開
2025年6月26日、国際図書館連盟(IFLA)が、2025年のIFLA選挙に関するデータ分析結果を公開しました。運営理事会選挙や分科会選挙等を含む、2025年に実施されたIFLAの選挙のデータに基づき、推薦、投票、結果について、主に地域多様性の観点から分析がなされています。2025年の選挙ではIFLA会員の半数以上が選挙に参加したとあります。特にラテンアメリカ・カリブ海地域と中東・北アフリカ地域の参加が際立っており、全体として、分科会常任メンバーの地域的多様性が増しているこ...

国際図書館連盟(IFLA)、アクセシビリティメタデータに関する声明“Accessibility Metadata Statement and Principles”のドラフト版を公開
2025年6月30日、国際図書館連盟(IFLA)の六つの分科会が支援するネットワーク“IFLA Accessibility Metadata Network”が、アクセシビリティメタデータに関する声明“Accessibility Metadata Statement and Principles”のドラフト版を公開しました。同声明は、リソースのアクセシビリティに関する情報を提供するアクセシビリティメタデータの必要性について認知度を高めるとともに、その利用や設計に関する一連の原...